「ポルシェ911」のスポーツ性を強調する「エアロキット」が発売開始

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開発はオートクチュール部門のポルシェエクスクルーシブマニュファクチャー

ポルシェ・ジャパンは、ポルシェ・エクスクルーシブ・マニュファクチャーが「ポルシェ911」のために開発した「エアロキット」の取り扱いを3月5日より全国のポルシェ正規販売店で開始した。

エアロキットのベースとなるスポーツデザイン・パッケージは、すでにポルシェ・エクスクルーシブとして導入済み。特徴的なデザインのリップスポイラーを採用することにより、フロントエプロンの印象を大きく変えている。リヤセクションでは新しいデザインのバンパーによってナンバープレートの位置が上がり、新形状のエアインテークとエアアウトレットもスポーツカーのアイコンであるポルシェ911の印象をさらにスポーティなものにしている。

エアロキットは、911(992シリーズ)すべてのクーペバージョンに提供。フロントスポイラー、ポルシェ911のGTモデルを想起させる固定式リヤスポイラーと固定式リヤウイングといった広範なエアロダイナミクスエレメントから成り立っている。

スポーツデザイン・パッケージとエアロキットでオプションとして選択可能なスポーツデザインサイドスカートは、地面を這うような姿勢を際立たせ、911が持つモータースポーツのDNAを強調している。エアロキットは、ヴァイザッハのポルシェ研究開発センターでエンジニアが設計と機能の最適化に数カ月を費やして誕生。ウインドトンネルで行なったプロトタイプによるテストでは細部にわたって調整が施され、そのデザインからもわかるようにフロントとリヤの揚力を確実に低減させているという。世界各地のさまざまな気候のもとで行なわれたテストの走行距離は90,000kmを超え、ナルドサーキットでの高速テストは55,000kmにもおよんだ。

両パッケージはエクステリアカラー仕上げ、またはハイグロスブラック仕上げ(パーシャル)の用意があり、ポルシェ純正アクセサリーである「ポルシェテクイップメント」としての販売も行なわれる予定という。

ポルシェ・エクスクルーシブ・マニュファクチャーは、顧客のリクエストに合わせてボディカラーやインテリア、パフォーマンスまで細やかな要望に対応可能な特別カスタマイズ。1986年より少量生産モデルやカスタマイズモデルを展開、リクエストに合わせてボディからエクステリアの特別なカラーコーディネイトやパフォーマンス向上の提案まで、幅広く細やかな要望に対応することが可能だ。現在、ポルシェセンター青山とポルシェセンター名古屋の2店舗がパートナーに指定されている。

ポルシェ・エクスクルーシブ・マニュファクチャー
URL:https://www.porsche.com/japan/jp/accessoriesandservice/exclusive-manufaktur/

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