プジョー308 vs ホンダ・インサイト、プジョーが得意なディーゼルにホンダ最新ハイブリッドが挑む!【清水和夫のDST】#103-1/4

洗練のパワートレインが質の高い走りを生み出す

プジョー・シトロエンは、ガソリンエンジンやハイブリッドよりもディーゼルエンジンを得意としている。
それでも近年はガソリンユニットをBMWから調達し、ポストディーゼルとなるパワープラントの開発に着手。2011年には独自技術で3008ハイブリッド4を発表した。当時フランスで開催された国際試乗会に参加したが、量産車初となるディーゼルハイブリッドで、メルセデスのSクラスよりも一足先に市場投入した。燃費に優れるディーゼルをハイブリッド化したのだから、パフォーマンスと燃費は良かったが、ディーゼル+モーターではコストが嵩み、Cセグメントには使いにくい一面も持っていた。

プジョー308 GT ライン・ブルーHDi/PEUGEOT 308 GT Line BlueHDi

 そこでプジョーは2018年のパリ・サロンで、ガソリンエンジンを主力とした1モーターのPHV(プラグインハイブリッド)を公開、2019年秋から3008、508系への搭載を予定しており、パワーユニットの多様化にも意欲的に挑んでいる。
今回ピックアップした308は電動化されていないが、質実剛健なディーゼル車として、DSTではオールラウンドなパフォーマンスで存在感を示した。プジョーの強みはそのわかりやすい走り味だ。高速周回路では、インサイトと異なり、ステアリングのセンター付近の操舵フィールが素晴らしい。ホットハッチのDNAはしっかりと受け継がれ、ステアフィールにダイレクト感があり、クイックに操作すると重くなる。ただし横風を受けると挙動が不安定だった。

フォト:篠原晃一 ル・ボラン 2019年10月号より転載

■関連記事

AUTHOR
2020/02/25 07:00

関連記事

愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?

複数社を比較して、最高値で売却しよう!

車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。

手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!

一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業不特定多数の業者からの大量電話をなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!

【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>

注目の記事

「ル・ボランCARSMEET」 公式SNS
フォローして最新情報をゲット!