星のマークでお馴染みの模型メーカー・株式会社タミヤ(以下タミヤ)は、WRC(世界ラリー選手権)で活躍する現代自動車のラリーカー、ヒュンダイi20クーペWRCを、同社の人気商品「ミニ四駆」として再現した、プラスチックモデルの組み立てキットを発売した。
WRCでの高性能な走りを手のひらサイズに凝縮
2019年シーズンにはWRCのマニュファクチャラーズタイトルを獲得し、先日開催された2020年の開幕戦モンテカルロでも、T.ヌービルのドライブで見事な逆転優勝を飾るなど、WRCを中心としたラリーシーンでの存在感を増すヒュンダイi20。その迫力あるボディスタイルを、全長156mm、全幅97mm、全高52mmの手のひらサイズにスケールダウンし、ミニ四駆のシャシーと組み合わせたのがこの商品だ。
特徴的な2段式のリアウイングやフェンダー後部のエアアウトレットなど、迫力のあるリアビューは見応え満点! ミニ四駆ならではの装備であるガイドローラーやスキッドバーも意外なほどマッチしている。
モデル化されたのは2017年仕様のマシンで、大きく張り出した前後のオーバーフェンダーや大型の2段リアウイングなど、ラリーカーならではのスタイリングを実感たっぷりに再現。ボディ各所を彩るスポンサーロゴやグラフィックなどは付属のステッカーで簡単に仕上げられるようになっており、スケールモデルに迫るリアルな雰囲気を手軽に楽しむことができる。
ボディパーツはパフォーマンスブルーの樹脂で成型されているため塗装しなくてもOKだが、フロントグリルやリアウイングなどの細部をブラックで塗ればリアルさがさらにアップ。
このボディに組み合わされるのは、両軸タイプのモーターをミドシップに搭載した「MAシャシー」と呼ばれるタイプ。一体型モノコック構造の採用で組み立てやすさとメンテナンス性に優れ、最高速重視のギヤセットやコーナーをスムーズに抜けるための低摩擦樹脂ローラー、ネオンオレンジのホイールには近年のミニ四駆レースでの使用率が高いスーパーローハイトタイヤが標準でセットされるなど、実戦的な内容となっている。
前後両方に出力軸があるミニ四駆専用の両軸モーターをミッドシップ搭載するMAシャシー。スモークカラーのメインフレーンとホワイトのギヤカバーの組み合わせがボディカラーにマッチする。
タミヤからは、このマシンのライバルであるトヨタ ガズー レーシングのヤリスWRCも同様にキット化されており、WRCでの対決をミニ四駆の世界で楽しむことが可能。商品の購入は、タミヤプラモデルファクトリー新橋店・トレッサ横浜店をはじめとする全国の模型取り扱い店またはタミヤオンラインショップで。さらに詳しい情報はタミヤのホームページで確認できる。
●ミニ四駆特別企画 ヒュンダイ i20 クーペ WRC (MAシャーシ) 1,200円(税別)
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