奇才が日本で描き上げた永遠に色褪せない普遍的作品「ハウナーデザインW07」【ホイールカタログ2019秋】

欧州のチューナー界で奇才と呼ばれるイエンツ・ハウナー氏が、日本の老舗ホイールブランドであるモンツァ・ジャパンと協力した。その盤石のタッグが生み出した輸入車専用ホイールに注目したい。

シンプルな造形だからこそいつまでも輝きを放つ

モンツァ・ジャパンは、ここ日本で国産車に対してあらゆる方向性のアフターホイールを提案し、車種やユーザーニーズごとのベストアンサーを提供してきた。そんな彼らが本格的に輸入車へと焦点を当てた第一弾が、このハウナー ・デザインW07だった。

端正な2×7本スポークを持つハウナーデザインW07。15-19インチの範囲で幅広い輸入車に対応。日本に導入される車種やグレードを吟味して的確にマッチングさせるなど、いかにもモンツァジャパンらしい視点だ。

その名前を聞いてピンと来た人は通だと思う。これは今までヨーロッパの有名チューナーズブランドを渡り歩き、随所で功績を残した名プロダクトデザイナーであるイエンツ・ハウナー氏が手がけたホイールである。かつてのスポーテックでは10本スポーク(MONO10)を、リンスピードでは5本スポーク(C5)を生み出して、いずれも10年を超えるロングヒットを記録した。その前のカールソン時代には、ディッシュタイプなども手がけている。

その上で今回、モンツァ・ジャパンと手を組んで生み出した次なる一手は7本スポークだった。正確には2×7本のツインスポークである。この意匠も過去の作品と同じく、一見したところはシンプル路線である。一発芸的な迫力や個性よりも、長年使い続けても鮮度が衰えないような普遍的なデザインであり、クルマのスタイリングとも調和しそうだ。最低限のデザインをそっと与えることで名作を生み出してきたイエンツ・ハウナー氏らしい作品だと思う。

対象はBMWを中心としながら、MINI、VW/アウディ、メルセデス・ベンツなどへも積極的にマッチングさせる。最近では新型ポロ用の16インチから、GLC、GLE、GLSといったSUV系、またはSクラスやAMG Eクラスといったラージサイズのメルセデスに対応させた19インチなど、矢継ぎ早にサイズを拡大中だ。さらにはボルボ用のリリースも始まっている。車種やカテゴリーを問わず対応能力があることが伝わる。

カラーリングは、各スポークのエッジが引き立つスーパーシルバーペイントのほか、一部のサイズには特注カラーとしてマットブラックも用意される。ホイール界では定番の色味ながら、高い質感や耐久性を持つ。数十年にわたって日本でアフターホイールに取り組む、モンツァ・ジャパンらしい開発力の高さも見逃せない。

ル・ボラン2020年1月号より転載

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