他を圧倒する基本性能に加え、デザイン性も高めた追加モデル「グラムライツ57エクストリーム レブリミット エディション」【ホイールカタログ2019秋】

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オーセンティックなデザインで定番的人気を誇る57エクストリームに新色が登場。ブラックをベースに手間のかかる手法で赤いアクセントが施され、スポーツホイールをいっそう印象付ける1本に仕上げられている。

優れた基本性能とハイエンドな仕上げ

他を圧倒する基本性能。それが、グラムライツの名を冠するホイールが備える優れた資質だ。そのために、最新のホイール設計理論に基いて形状が最適化され、軽量性と強靱さという背反する要件を高次元でバランスさせたスポーツホイールに仕上げられている。

最新のホイール設計理論に基づき、車種別にフェイス形状を最適化させることで優れた基本性能を実現。オーソドックスなデザインながら赤いカラーがスポーティさを引き立てる。

加えて、スポーツモデルらしくも独自性を追求したデザインと、一見して納得できる高品質な仕上げもこのブランドの特徴だ。では、ここに取り上げる「57エクストリーム・レブリミテッドエディション」で詳細を見てみよう。

ブラックのカラーリングをベースに、リムエッジとスポーク縦壁にレッドのアクセントを加えてレブカウンターを再現した57エクストリームのニューモデル。グラムライツらしい高品質なフィニッシュで高い質感を備える。

まずは、ホイールの基本性能を決定づける造形に着目すると、2×6デザインを採用したフェイスが目を引く。嫌味のない端正で清涼感すら漂うルックスは、見るからに軽量そうな極細のスポークによるところが大きい。ここまでスポークを細身にして軽量化が図れるのは、ツインスポークを含めたスポーク自体の形状、末広がりなスポークとリムとの接合部など、理詰めで設計して剛性と強度をバランスさせているからだ。

そして、最大のトピックは「レブリミテッドエディション」というモデルだということ。レブリミットとしての特別な仕様は、タイムアタックカラーと呼ばれるブラックをベースとしたカラーリングに、リム外周とスポークの縦壁をレッドにあしらった点にある。

このリムエッジのレッドラインには、ダイヤカット処理された部分に通電させて着色させるE-pro Coatが用いられ、同様にスポーク縦壁のRAYSロゴには、特許技術であるA.M.T.を採用して鮮やかなレッドのカラーに仕上げられている。ブラックに映えるレッドのアクセントは、黒い文字盤に浮かび上がる赤い文字と指針を表しており、 レブカウンター (回転計)を模したカラーリングとなる。定番的人気を誇る57エクストリームに、さらにスポーツマインドを高める魅力を備えている。

フォト=宮越孝政/T.Miyakoshi ル・ボラン2020年1月号より転載
太田 輝
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