CEOは新幹線もはじめて
第46回東京モーターショーで、新型「アルピナB3リムジン」をワールドプレミア披露したドイツの自動車メーカー「ALPINA(アルピナ・ブルカルト・ボーフェンジーペン有限&合資会社)」のアンドレアス・ボーフェンジーペンCEOは10月25日(金)、関西初のアルピナ常設ショールームを構えるOsaka BMW城東鶴見支店を来訪。当日夕方から開催のイベント、「BMW ALPINA meets Osaka BMW」に出席した。
総合商社の双日100%出資となる双日オートグループ大阪が運営するBMW正規ディーラー「Osaka BMW」では、かねてからアルピナに魅了されていたという、同社の鈴木繁営業本部長が積極的に働きかけ、この8月に城東鶴見支店のフェイシア(店舗看板)をドイツ本国CIに則ってアルピナを加え、車両の常設展示および在庫、試乗デモカーの配備などを整えてきた。そして、同社の倉田良純代表取締役社長が渡独した際に、ボーフェンジーペン氏を情熱的に招待したことで、今回のショールームイベントへのCEO出席が実現したとのこと。
今回が初の新幹線移動と関西訪問となったボーフェンジーペンCEOは、「東京モーターショーの疲れも忘れるくらい素敵なショールームへのご招待をありがとうございます。アルピナは小規模なファミリービジネスですので、お客さまひとりひとりを大切にしたい」と語り、招待客らの愛車やウェアにひとつひとつ丁寧にサインをするなど終始笑顔で対応していった。
アルピナ日本総代理店ニコル・オートモビルズとの協力関係を築き、関西初のアルピナ・ショールームを実現させたOsaka BMWの鈴木本部長は、「私自身、22年もBMWアルピナに乗り続けて関西にも多くのファン仲間がいるのですが、アルピナの正規拠点がなかったのが残念でした。この拠点はいわばクルマ趣味がビジネスに繋がったので嬉しいです」とコメント。独ブッフローエのアルピナ本社を訪れたこともある、倉田社長も「当社でBMWを購入いただいた多くのお客さまにアルピナに触れていただき、特にBMW Mとは違うアルピナならではの魅力を深く浸透させていきたい」と意欲的だ。
当日のショールームを世界限定車B4 S Edition99や人気SUVのXD3といったアルピナモデルで埋め尽くした「BMW ALPINA meets Osaka BMW」には約50組の顧客を招待。ニコル・オートモビルズCEOのニコ・ローレケ氏も駆けつけ、ボーフェンジーペン氏と倉田氏とともにトークセッションに参加。新型B3の性能やB8実現の可能性といった参加者からの質問では、ボーフェンジーペン氏のコメントを繋いで真摯に回答していた。
■拠点情報
〒538-0054 大阪市鶴見区緑1-8-5
℡06-6933-5757/Fax 06-6934-6586
定休日:月曜日(祝日は営業、翌火曜日は振休)、年末年始、夏期
営業時間:10:00~19:00
https://osaka.bmw.jp/ja/bmw_osaka
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