ル・ボラン編集部が運営する恒例イベント、BMWワンメイク・ドライビング・レッスンを富士スピードウェイで開催。BMWならではの魅力を堪能するべく、今回も多くのBMW好きが参加。個別のアドバイスが受けられるジムカーナ・レッスンやフリー走行など、参加者は充実した“ 走りのコンテンツ”を堪能した。
試乗コーナーの目玉はBMW i4 M50!
BMWワンメイク・ドライビング・レッスンは、BMWならではの魅力を堪能できる恒例イベント。すでに多くのリピーターを獲得しているとあって、今回も60名以上の参加者が富士に集まった。
ジムカーナ・レッスン&Mモデル試乗
何よりも、参加者自身が走ることに主眼を置くコンテンツは従来通り。午前はインストラクターから個別のアドバイスが受けられるジムカーナ・レッスンと別会場でのニューモデル試乗、午後はレーシングコースの体験走行とフリー走行が行なわれた。まず、ジムカーナではステアリングやブレーキ操作の連携、スムーズなライン取りといった走りの基本を復習。参加者は愛車で設定コースを数セット周回した。その合間には、愛車と同じコースをMモデルで走る体験試乗も実施。用意されたのは前回と同じくM3とM4で、周回は1周にとどまったが助手席にはインストラクターが同乗、その魅力なども解説されている。
新車試乗
一方、BMWジャパンの協力を得て行なわれたニューモデル試乗はバラエティに富んだ布陣だった。従来はこちらにもMモデルが用意されてきたが、今回はそれに代わり最新のiモデルが登場。その内訳はSAVのiX3とi4 M50で、特に後者は動力性能の高さも魅力とあって参加者の反応は上々だった。また、そのほかの試乗車にはM240i xDriveクーペやM550i、420iクーペが用意。伝統的BMWの魅力が再確認できる環境も整えられていた。
さらに、試乗車にはアルピナからもB5リムジンとSAVシリーズのトップモデルであるXB7が登場。エクスクルーシブなBMWを体験する機会が設けられたほか、ビルシュタインの最新サスキットを装着した320iもエントリー。多様なBMWワールドが味見できる内容となっていた。
サーキット体験試乗&フリー走行
そんな午前中のプログラム終了後は、昼食を経てレーシングコースの体験走行、リピーターお目当てのフリー走行がスタート。今回は、木下隆之選手によるM2CSレーシングのデモランが復活したほか、ピット内にはスーパーGT選手権に参戦しているM4 GT3が特別展示。さすがにこちらは走りこそしなかったが、そこはモータースポーツの第一線を戦うマシン。ただ置かれているだけでも、注目度は満点だった。
参加者のコメント
また、延べ1時間となるフリー走行中には、インストラクターが理想的なライン取りをMモデルで実践するレッスンも前回から引き続いて行なわれている。こちらは〝適度な〞ペースで走るインストラクターのMモデルを参加者が愛車で1ラップ追走するというものだが、自己ベストタイムの更新にも積極的に取り組むリピーターには、レーシングドライバーの走りを最もリアルな環境で学習できる絶好の機会となっていた。
今回のインストラクター陣
このように、参加者が自ら走るイベントとしては相変わらず充実したコンテンツを誇るBMWワンメイク・ドライビング・レッスン。次回は10月にモビリティリゾートもてぎでの開催を予定している。
取材協力=ビー・エム・ダブリュー℡0120-269-437 https://www.bmw.co.jp
富士スピードウェイ℡0550-78-1234 http://www.fswtv/
ニコル・オートモビルズ ℡0120-866-250 http://alpina.co.jp/