一層力強さを増したルックスに。先進安全運転支援機能も強化
日産ノースアメリカはこのほど、フルサイズピックアップトラックの「タイタン」を改良。2020年モデルとして2020年初頭に北米地域を中心に発売する予定であることを発表した。
新型タイタンには、400hp/560Nmを発揮する5.6LのV型8気筒「エンデュランス」エンジンと9速ATを搭載。駆動方式は4×4(4WD)と4×2(2WD)から選ぶことができる。
エクステリアは「パワフル・ウォーリアー(強力な戦士)」をテーマに、新デザインの大型LEDヘッドライトや「ダブルブーメラン」LEDデイタイムランニングライト、LEDリヤコンビランプ、テールゲートフィニッシャーを採用。パワフルな走りのイメージをさらに強調している。ホイールのデザインも一新された。
質感を高めたインテリアでは、インパネに7インチディスプレイのメーターパネルや、Wi-Fiルーターを内蔵した9インチタッチスクリーンを搭載してデジタル化を促進。センターパネル下部には充電システムを組み込んだスマートフォンホルダーが設置された。そのほかアシストグリップの配置など、細部に至るまできめ細かい配慮もなされている。
運転支援システムは「ニッサン・セーフティ・シールド360」の採用がニュース。これは歩行者検知機能を備えたエマージェンシーブレーキやブラインドスポットウォーニング、リヤクロストラフィックアラート、レーンデパーチャーウォーニング、ハイビームアシストなどの先進機能によって構成されるが、新型にはインテリジェントアラウンドビューモニターやインテリジェントクルーズコントロールなどの機能が追加、さらに安全性を高めている。
モデルバリエーションは「S」、「SV」、「PRO-4X」、「SL」、「プラチナムリザーブ」の5種類が設定。各モデルで内外装の一部デザインや仕様が異なり、それぞれに独自の個性が与えられている。
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