エクステリアも存在感がアップ!
日産自動車は8月1日、「セレナ」をマイナーチェンジし全国一斉に発売を開始した。消費税込みの車両本体価格は、セレナが2,399,760~3,292,920円。セレナe-POWERが2,943,000~3,657,960円となっている。
エクステリアは、特徴的な「ダブルVモーショングリル」を筆頭にクロームを贅沢にちりばめた宝石のようなグリルパターンなどのリッチで押し出しの強いフロントマスクや、縦長のリヤコンビランプをハイウェイスター専用パーツとしてデザイン。セレナが持つ品格のある佇まいはそのままに、より力強くスポーティに進化した。また、セレナe-POWERには、新たに16インチアルミホイールを設定、よりダイナミックで存在感のあるルックスが与えられている。
ボディカラーは、セレナの新しい夜明けに相応しい朝日をイメージした「サンライズオレンジ」と、より精悍でスポーティな印象の「ダークメタルグレー」の新色2色を追加。4つの2トーンカラーを含め、全14色としている。2トーンカラーは、ルーフの色をすべてダイヤモンドブラックに統一することで、スタイリッシュかつスポーティな印象に仕上げられた。
先進安全技術では、360度の安全を提供する「全方位運転支援システム」が全車に標準設定された。前方は対向車がいてもハイビームを維持できる、ハイビームアシストの進化機能である「アダプティブLEDヘッドライトシステム」を日産として初採用。フロントカメラで前方の状況を検知し、対向車や先行車の有無に応じて両側に12個ずつ配置されたLEDの照射パターンを変化させることにより、常に視認性の高い状態が維持できるようになっている。
後側方は、走行中に隣接レーンを走行する接近車両との接触を回避するよう支援する「インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)」や「BSW(後側方車両検知警報)」、後退時には後方を横切ろうとする車両を検知し注意を喚起する「RCTA(後退時車両検知警報)」を新設定。また、「踏み間違い衝突防止アシスト」を標準装備としたことで、全車が「セーフティ・サポートカーS<ワイド>(サポカーS<ワイド>)」該当車となった。
さらに「プロパイロット」の機能は、ドライバーのストレスを軽減するため下り坂での設定速度保持や、よりスムーズな減速を可能とするブレーキ操作などが可能となり、あわせてワイパー作動時の機能向上も図られている。
日産の関連会社であるオーテックジャパンも、セレナのマイナーチェンジにあわせ、カスタムカーの「オーテック」、ならびに「ステップタイプ」、福祉車両の「ライフケアビークル(LV)」シリーズをマイナーチェンジ。オーテックは今秋より、ステップタイプとLVシリーズは8月1日より日産の販売会社を通じて全国一斉に発売されている。
セレナ「ステップタイプ」全国希望小売価格(消費税込み)
ステップタイプ:2,921,400~3,696,840円
セレナ「ライフケアビークル(LV)」シリーズ全国希望小売価格(消費税込み)
スライドアップシートタイプ:2,762,000~3,793,000円
チェアキャブスロープタイプ:3,025,000~3,779,000円
チェアキャブリフタータイプ:3,055,000~3,321,000円
送迎タイプ:2,761,560~3,102,840円