最新のF1テクノロジーが投入されたアストンのハイパーカー「ヴァルハラ」がお披露目!

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世界限定500台で価格は1億5000万円!

アストンマーティンジャパンは7月22日、アストンマーティン青山ハウスにて、ヴァルキリーに続くハイパーカー第二弾となる「ヴァルハラ」の日本ツアーにあたり、メディアセッションを開催した。た。

レッドブル・レーシングとのパートナーシップの下で開発したハイパーカー「ヴァルキリー」直系のモデル第二弾として、今年3月のジュネーブショーではAM-RB 003としてワールドプレミア、その後6月に正式名称が与えられたヴァルハラは、今回が国内初披露。シャシーとボディはヴァルキリー同様カーボン製で、レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズにより手がけられたエアロダイナミクスは、公道走行可能なモデルとして驚異的なレベルのダウンフォースを発生するという。

注目のパワートレインは、最高出力1000bhpを目標としているハイブリッド・ターボV6エンジンに、F1からフィードバックされた8速DCTの組み合わせ。オイルには、Nexcel(ネクセル)シーリング・オイル・システムと呼ばれる、わずか90秒以内に交換できて再利用可能なオイルカートリッジが装着されているのも特徴となっている。

 

コックピットのデザインと素材も斬新で、ドライバーの背中の中心、ステアリングホイール、ペダル、そしてキャビン全体のその他のエレメントを完全に整列させ、ドライバーを主体にした“APEXエルゴノミクス”を採用。ステアリングコラムに取り付けられたディスプレイは優れた視認性を提供、インフォテインメントシステムは、最高の効率、機能性、シンプルさと柔軟性を実現するために、ユーザーのスマートフォンを利用する“Bring-Your-Own Technology(BYOT)”が用いられている。ちなみにドアは、ル・マンのLMP1カーのように前方へと開くスタイルで、乗り降りに配慮したとのことだ。

一方空力性能に関しては、次世代航空機のモーフィング・テクノロジー(翼全体を滑らかに変形させながら飛行する技術)を応用。FlexFoilTMと呼ばれるこの最先端の航空宇宙技術を自動車業界で採用するのはアストンマーティンが初で、ダウンフォースを変化させることを可能にし、ハイパフォーマンス、効率の向上、そして風切り音の少ないシームレスなデザインを実現したという。

このヴァルハラ、世界限定500台で価格は1億5000万円ほどだが、すでに完売しており、日本でも15台の受注が入っているとのことだ。

 

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