パワーユニットには48V電装のマイルドハイブリッドを搭載!
三菱のスポーツセダン、「ランサー・エボリューション」(ランエボ)が復活する可能性があるとのウワサは以前から伝わっていたが、このほどアップデートされた最新情報をキャッチした。
「ランエボ」の愛称で親しまれたこの高性能セダンは、1992年に初代がデビュー。当時、「ギャランVR-4」に採用されていた高性能な「4G63型」2Lターボエンジンを移植、最高出力は250psを発揮した。以降、23年間で10世代に渡り発売されていたが2015年の限定モデル「ファイナルエディション」を最後に生産終了となっている。その一方、2017年には益子CEOが「ランエボの再開発に挑戦したい」とコメントし注目を集めている。
そのコメントからすでに2年が経過しているが、今回は具体的な情報が出てきた。それはプラットフォームにルノー/日産/三菱アライアンスによる「CMF-C/D F4」を採用するというもの。さらに先日、“ニュルブルクリンクスペシャル”ともいうべき「トロフィーR」が発表された「ルノー・メガーヌR.S.」の次期型とコンポーネントを共有するという。
現行メガーヌR.S.は1.8Lターボだが、ウワサされる次期ランエボのパワーユニットは2L直列4気筒ターボを採用。それに48V電装のマイルドハイブリッドシステムを組み合わせて最高出力341ps、最大トルク433Nmを発揮するという。それが事実なら、復活するランエボには相応しいアウトプットといえるだろう。また、ラリーウエポンでもあったランエボだけに駆動方式は三菱自慢の4WDシステム、「S-AWC」の投入も期待できる。
今回は予想CGを制作してみたが、外観はこれまでのボクシーなイメージから脱却。流行のクーペ風4ドアスタイルをベースに、三菱ならではの「ダイナミックシールド」をフロントデザインに採用しているという。
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