48Vシステムによるマイルドハイブリッドを採用

6月26日、アウディはフェイスリフトを受けた新型「Q7」を発表した。9月中旬より欧州を皮切りに市場に導入される見通しだ。

エクステリアはアウディの最新デザイン言語が用いられた。8角形のシングルフレームグリルやパワフルな走りをイメージさせるフロントのエアインレットなど、より洗練され、ダイナミックなイメージのフロントマスクを実現している。

リヤビューは全幅いっぱいに伸ばしたクロームバーが、ワイド感を高めている。ヘッドライトにオプションで採用されたレーザーマトリックスLEDライトも新型の特色だ。インテリアでは、ふたつの大型タッチスクリーンを採用したインパネが新世代モデルらしさを強調している。

メカニズム面でのトピックは48Vシステムによるマイルドハイブリッドのほか、オプションで最大5度後輪が操舵するオールホイールステアリングが挙げられる。オールホイールステアリングはアダプティブエアサスペンション（全車に標準装備）との組み合わせにより、優れた乗り心地だけでなく、オフロードモードを含む多彩な走行モードを設定し、走行状況に合わせて最適な走りを披露する。

Sラインパッケージを選ぶとエクステリアのアンダーボディが専用デザインとなるほか、アダプティブエアサスペンションはスポーツタイプとなり、車高が15mmローダウンされる。

パワーユニットはディーゼル2機種に続き、欧州市場に導入される頃にはガソリン仕様やプラグインハイブリッド仕様が設定される。