踊り子も越えていった伊豆山中の峠道(静岡県・天城峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】

天城峠3Dマップ

◎所在地:静岡県伊豆市/河津町◎ルート:国道414号・旧道◎標高:710m◎区間距離:約22km◎高低差:659m◎冬季閉鎖:なし

【A】道の駅 天城越え(みちのえきあまぎごえ)

名物わさびソフトが人気
国道414号沿い、湯ヶ島温泉と天城峠のほぼ中間にある道の駅。あたりには広大な自然林が広がっている。売店やレストランもあり、目の前ですり下ろした本物のわさびをトッピングする“わさびソフト”が人気。●8:30-16:30/第3水曜定休/0558-85-1110

【B】あまご茶屋(あまごちゃや)

絶品のそばは1日50食限定
清らかな流れで育った紅姫アマゴを始め、わさびなど山の食材をふんだんに使った料理が楽しめる食事処。職人が打つ1日50食限定の手打ちそば(天ぷら・生わさび付き1,620円)も人気。●11:00〜15:00/水曜定休/伊豆市市山540-1/0558-85-2016

あまご茶屋の人気メニューのひとつがアマゴのづけ丼(1,620円)。秘伝のたれで漬け込まれ、とろけるような味わい。

【C】湯ヶ野温泉 福田屋(ゆがのおんせんふくだや)

文豪に思いを馳せる宿
河津川の岸辺に建つ明治12年創業の老舗旅館。若き川端康成と踊子たちの一行が実際に泊まったとされる宿で、映画の撮影などにも使われてきた。●1泊2食付き12,960円から/日帰り入浴料1,000円(10:00-16:00)/河津町湯ヶ野236/0558-35-7201

【D】吉田松陰寓寄処(よしだしょういんぐうきしょ)

幕末の志士の息吹を感じる
海外密航を企てた吉田松陰が身を隠していた民家。松陰は往路は自らの足で越えてきた天城峠を、帰路は縄をかけられ、駕籠に閉じこめられて越えていった。●入館料100円/9:00-17:00/水曜休館/下田市蓮台寺300/0558-23-5055(下田市教育委員会)

【E】千人風呂金谷旅館(せんにんぶろかなやりょかん)

日本一大きな総檜風呂
自家源泉の湯が掛け流しで注がれる15m×5mの総檜の大浴槽“千人風呂”が自慢の宿。日帰り入浴(1,000円)も可能で、混浴の千人風呂のほか、女性専用の大浴場や男女別露天も用意。●1泊2食付き15,000円(税別)から/下田市河内114-2/0558-22-0325

風情あふれる千人風呂金谷旅館のたたずまい。

金谷旅館の大きな総檜風呂。「他のお客さんがいらっしゃらない時は自由に泳いでください」という貼り紙まである。

アクセスガイド

かつての下田街道の起点、三島市街から天城峠までは約40km、国道136号と国道414号を走りつないで1時間半ほどの道のり。東名高速・沼津ICや新東名高速・長泉沼津ICから天城峠をめざす時は、伊豆縦貫自動車道(国道1号バイパス/無料)、有料の伊豆中央道と修善寺道路を利用するのがスムーズで早い。

 

 

掲載データなどは2016年7月末時点のものです。実際におでかけの際は、事前に最新の情報をご確認ください。

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