北米の「トヨタ・ヤリス(日本名ヴィッツ)」は“あのクルマ”がベースに

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ニューヨークオートショー2019で披露

4月1日、トヨタUSAは4月19日に開幕するニューヨークオートショー2019において新型「ヤリス・ハッチバック」を2020年モデルとして披露すると発表した。トヨタでは2016年から現行「マツダ・デミオ」をベースとしたセダンを「ヤリスiA(後に「ヤリス・セダン」と改名」として販売しているが、北米での2020年モデルからはハッチバックもデミオがベースとなる。

ボディの全長は161.6インチ(約4105mm)で、ホイールベースは従来のリフトバックモデルより2.4インチ(約61mm)拡大。荷室容量は15.9立方フィート(約450L)が確保され、居住性や積載性を高めている。

外観ではヤリス・セダンと同様、六角形モチーフの大型フロントグリルや鋭い目のヘッドライトなど、精悍なデザインのフロントマスクを採用しているのが特徴だ。

エンジンは110psを発揮する直噴の1.5L直列4気筒で、スポーツモードを備える6速ATを組み合わせる。サスペンション形式はフロントがマクファーソン・ストラット、リヤがトーションビーム。トヨタUSAによれば、クラス以上のドライビングダイナミクスを与えたと主張している。

グレードは標準の「LE」と上級の「XLE」を設定。いずれも16インチアルミホイールや7インチタッチスクリーンを組み合わせるナビゲーションシステム、カーテンエアバッグを含む計6個のエアバッグ、緊急ブレーキサポート機能を標準装備しており、XLEにはさらにオートLEDヘッドランプやレザーシート、オートエアコン、雨滴感知ワイパーなどの上級アイテムが装備される。

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