新型ジムニーをボルトオンパーツだけでハード系オフもこなすポテンシャルに!【ジムニー天国 2019】

全ての画像を見る

現状、悪路走行性能最強仕様。この走りはヤバい!

フモンオートの新型ジムニーに乗るまで、JB64を筆者は舐めていた。室内空間を優先し、ルーフを広くしたため重心が高く、フェンダーアーチ内部の逃げが少ないから、大径タイヤが履きにくい。シリアスオフローダーには厳しいクルマと思っていた。さらに、フモンオートのクルマを見たとき「リアルチョロQじゃん! カッコいいけど走れるの?」と思ってしまった。しかし、そんな考えは乗ってみて吹っ飛んだ!

シンプルにヒットしやすいフロント回りをリメイク。安心のスチール製がオフの味方だ。

ラングラー用のリアバンパーを加工したというリア回り。個性的なリアビューだ。

まず、オンロードから。245/75R16という新型でまだみたことがない大径タイヤを履いていながら、ギヤ比関係はノーマルと驚くべき仕様。しかし、これが一切関係なく走る。さらに、程よくコシがあるサスペンションが、ハードなルックスとは裏腹に乗り心地がいい。しっかりと減衰のあるサスペンションが、大径化され重量増のアクスルを押さえ込み、しっとりと走る。それどころか、ワインディングでスポーツできそうなレベルなのだ。

各種補正は行っているが、特別なことは何ひとつない。それでこのポテンシャルは驚き。

長さをセッティングできるアクティブアーム。キャスター補正も同時に行う優れものだ。

オフロードは、ロックに車両を持ち込んでみた。空気圧こそ下げたのだがトラクション性能は抜群。驚くのはキャンバー耐性とストローク量。乗っている最中、代表の坂本氏に「なんか特別なことしてます?」と質問するほど安定している。上記の画像、245/75R16がロッカー下を越えようとするほど伸びているのに、まだ4輪接地状態なのだ。さらに、縮みも抜群で、このサスペンショはよく捻る。それでいてスタビリティが高く、重心が高いはずの新型が「おいおい!」と声がかかるほどのキャンバーで切り上がれる。

リアラゲッジルームに収まるコンプレッサー。室内空間を快適に過ごす工夫と言えるだろう。

ハード系オフにおいて新型ジムニーはネガな要素が多く、JB23を超えられないだろうと思っていた印象を根底から覆すほどのインパク

テストドライバー:那須一博 ジムニー天国2019より転載

■関連記事

2019/03/31 11:30

関連記事

愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?

複数社を比較して、最高値で売却しよう!

車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。

手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!

一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業不特定多数の業者からの大量電話をなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!

【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>

注目の記事

「ル・ボランCARSMEET」 公式SNS
フォローして最新情報をゲット!