SLの汽笛を聞きながら大井川を源流へと遡る「川根路」(静岡県)【日本の街道を旅する】

04【食べる】
川根茶の風味が漂う大福
菓子道・加藤菓子舗(かしどう・かとうかしほ)

道の駅・川根温泉のすぐ南にある菓子&ケーキの専門店。人気の川根大福(6個入り1,025円)は、生クリームの入った餡を薄皮で包んだ上品な味わい。特産の川根茶を練り込んであるので、口に入れた瞬間、ほのかにお茶の香りが漂う。店内には喫茶スペースが用意されているので、お茶やコーヒーと一緒に味わうことができる。

●8:00-18:00(大福は9:30より)/月曜定休(祝日の場合は翌日)/川根町身成3530-5/0547-53-2176

05【走る】
クルマでも渡れる吊り橋
井川大橋(いかわおおはし)

ダムによって作られた井川湖の北側にかかる全長285mの吊り橋。見た目にはスリル満点だが、総重量2トンまでのクルマなら通行できる。県道60号と対岸を結ぶ生活道路になっているため、地元の軽トラが頻繁に行き来するほか、入口部分の道幅がかなり狭いので進入時は慎重に。橋の上からは南アルプスの眺めもすばらしい。

●全長285m/静岡市葵区井川/054-260-2211(井川観光協会)

アクセスガイド

【電車、バス】JRと大井川鐵道が接続する金谷駅までは、東海道本線を利用して静岡から30分、掛川から15分。そこからSLの始発駅・新金谷駅までは1駅5分。新金谷から千頭まではSLかわねじ号で1時間15-20分。千頭から先、接阻峡温泉へは井川線、寸又峡(すまたきょう)温泉へはバスが運行している。
【クルマ】川根路に最も近いのは東名道・相良牧之原IC。ここから国道473号や362号、大井川対岸の県道などを使って北上すると千頭までは53.5km、寸又峡温泉までは68kmの道の
り。そこから井川ダムの脇を抜け、県道60号が北に延びているが、畑薙第二ダムの先で一般車両は通行止め。

【観光情報】
島田市観光協会0547-46-2844/川根本町まちづくり観光協会0547-59-2746/井川観光協会054-260-2211

大井川鐵道のSLの終点、千頭駅をすぎると周囲の谷は急に深くなる。ここから先は険しい山道が続く。

※掲載データなどは2011年9月末時点のものです。実際におでかけの際は、事前に最新の情報をご確認ください。

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