キャデラック初のピュアEVがフォトデビュー

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フレキシブルなプラットフォームを採用

キャデラックは、GM(ゼネラルモーターズ)の新しいEVプラットフォームを使用したブランド初となるEV(電気自動車)の画像を公開した。GMは「完全電動化されたモビリティ未来の創造」に向けて、キャデラックが他ブランドに先行することを明らかにしている。

キャデラックの社長、スティーブ・カーライルは以下のようにコメント。

「キャデラックのEVはクロスオーバー市場の中心となり、世界中の顧客のニーズに応えてくれるでしょう。ラグジュアリーとイノベーションの象徴であり、同時にキャデラックをモビリティの頂点へと導いてくれるモデルです」

このEVモデルの車名や詳細は発表が近づき次第公表の予定だが、今回のアナウンスはキャデラックが発表した今後の製品計画の一環。キャデラックによれば、2021年まで半年に1台のペースで新型車を発表する計画だという。

キャデラックが初めて搭載することになるGMの次世代EVプラットフォームは、柔軟性があり設計や開発にかかる時間を短縮できることが特長。顧客の要望に迅速に対応することが可能で、いずれキャデラックの実績を通じて多様な車種への応用が利くこととなる。

このEV用プラットフォームの優れた点は、GMが世界中で展開するラインアップに搭載できるようデザインされたドライブユニットとバッテリーセル。前輪駆動、後輪駆動、4輪駆動のすべてに対応できることに加え、車体や顧客のニーズに合わせてバッテリーの容量やレイアウトを調整できるという。

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