「アウディ TT」の高性能版、「TTS」の受注が欧州でスタート

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特別モデル「コンペティション」を設定

1月9日、アウディは改良を受けた新型「TTSクーペ」および「TTSロードスター」の受注をドイツを含めた欧州市場で開始したと発表した。欧州での販売価格はTTSクーペが5万4400ユーロ(約679万円)から、TTSロードスターが5万7200ユーロ(約714万円)からとのことだ。

新型TTSには306ps/400Nmを発揮する2リッター直列4気筒ターボエンジンと、7速デュアルクラッチのSトロニックを搭載。エンジンの最大トルクは従来型より20Nm向上している。このアウトプットはクワトロシステムによって4輪に放たれ、0-100km/h加速をクーペで4.5秒、ロードスターは4.8秒でこなす加速性能が与えられた。

外観はスポーティさと洗練性に磨きがかかった。フロントマスクでは、マットチタンインサートを採用したシングルフレームグリルや、バンパーに備わる水平基調のブレードや垂直エアインレット、フルレングスのフロントスプリッターが特徴的。リアビューではバンパー両サイドの垂直エアアウトレットや左右4本出しのテールパイプ、そしてアグレッシブな走りをイメージさせるディフューザーが目を引き、TTシリーズの高性能版であることを感じさせる。標準のホイールサイズは18インチで、19または20インチサイズがオプション設定される。

新型TTSではさらに特別モデルとして「コンペティション」を設定。レッドブレーキキャリパーや固定式リアウイング(標準のTTSは可変式)、ハイグロスブラックの20インチアルミホイールなどが標準装備され、特別感が強調されている。さらに標準のTTSではマットアルミシルバーとなるエアインレットやドアミラーカバーが、コンペティションではグロスブラックにペイントされる。

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