上陸間もないM2コンペティションを富士スピードウェイで体感!

新型Mモデル体験も

そして、ジムカーナ・レッスン会場横では、BMWの最新モデル試乗が開催。こちらは先導車付きの特設コース試乗ということで、さすがに試乗車本来の性能を堪能というわけにはいかなかったが、ラインナップはBMWジャパンの協力を得ているだけに充実していた。M2コンペティションはこちらにも用意されたほか、M3からM5に至る最新Mモデルと2代目へとスイッチした新型X4、それに6シリーズ・グランツーリスモという具合にBMWワールドはしっかりと網羅されている。

また、今回の最新モデル試乗には一種の“サプライズ”も用意されていた。実は試乗車にはパリ・サロンでワールドプレミアされたM5コンペティションが紛れ込んでいたのだ。厳密には、それと同じスペックが与えられた特別仕様のM5エディション・ミッション・インポッシブルだったのだが、そんな特殊なBMWに接する機会がある点もこのイベントならではの魅力といえそうだ。

M5 EDITION MISSION IMPOSSIBLE

試乗車のM5コンペティション仕様。厳密には限定車のEDITION MISION IMPOSSIBLE(エディション・ミッション・インポッシブル)だが、その中身はまったく同じでエンジンは625psを発揮。なお、萩原秀輝氏の試乗インプレはこちらに。

いよいよレーシングコースへ!

さて、そんな午前のプログラム終了後はM2コンペティションの同乗試乗を経て恒例のフリー走行がスタートしたのだが、今回は11月なかばの開催。20分×3セットの終盤には日が暮れて、レーシングコースは夜間に近い暗さになっていた。高速コースの富士で、路面は乾ききっていない状態。そこに実質的なナイトステージという、改めて考えればハードな環境だったのだが、そこは走ることを目的に集結した参加者。トラブルに巻き込まれることもなく、BMWならではの走りを存分に楽しんでいるようだった。

ところで、見方によっては硬派な風情もあるこのイベント、参加者は実際にどんな思いを抱いているのだろうか? とりあえず初参加という方々のご感想をまとめると、BMW独自のキャラクターを体験するには絶好の機会ではないかという。他社イベントにも参加経験がある方は、特にクルマ中心の内容が印象的でインストラクターのアドバイスも勉強になったそう。また、別の方からは、こういう環境だからこそBMWらしさが理解できた、というご感想もあった。まずは「BMWで走る」、ということに特化した方向性の評価は高いと考えて良さそうだ。

今回のインストラクターは、本誌レギュラー執筆陣でもある萩原秀輝氏と、前回はブランパンGTアジア・シリーズで自らがドライブするM4 GT4とともに駆けつけたレーシングドライバーの木下隆之選手。豊富なレース経験を持ち、各種イベントで活躍する山口礼氏。若手ドライバーの根本悠生選手の4人。

20分×3セット、のべ1時間にわたって富士スピードウェイのレーシングコースを堪能できる午後のフリー走行はこのイベントの目玉のひとつ。昼食の時間帯には、レーシングドライバーの助手席でM2コンペティションのレーシングスピードを体感できる同乗試乗も行なわれた。

趣味車にアルファ・ロメオ・ジュニアザガートやロータス・エリーゼを所有する大國亨さん。「M2やM4は素晴らしいけど、ちょっと私には速すぎるかな」とのこと。

お友達の大石さつきさんと参加した桝谷浩太さんいわく、「Mモデルに興味がありました。こういう場所だと、BMWの魅力はわかりやすいですね。Mはエンジン音もイイ」。

現在はレクサスRC Fに乗る加藤竜二さん。「以前参加したレクサスのイベントと比較すると、良い意味でスクール的ですね。BMWの魅力もよくわかりました」。

しっかり走ったフリー走行の後は、アフターブリーフィングを実施。インストラクター陣が参加者の走りを総括した。その後は、これも恒例イベントとなりつつあるプレゼント争奪戦(じゃんけん大会)が行なわれた。

取材協力:

BMWジャパン https://www.bmw.co.jp/ja/index.html

富士スピードウェイ http://www.fsw.tv/

 

フォト:小林俊樹/ムービー:宮門秀行

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2018/12/25 09:00

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