「ポルシェ・マカンS」に新たなパワーユニットが搭載

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354psの3リッターV6ターボを採用

12月11日、ポルシェは今年7月に上海モーターショーで披露した新型「マカン」に続き、その上級グレードとなる「マカンS」を発表した。

新型マカンSには、354ps/480Nmを発揮する新開発の3リッターV型6気筒ターボエンジンを搭載。ターボチャージャーをV型にレイアウトするシリンダーの内側に配置することによって、燃焼室とターボチャージャーの間の排気ガス経路を短くし、高いレスポンスを実現しているのが特徴だ。

この新しいエンジンのスペックは従来型と比べて14ps/20Nmの上乗せとなる。0-100km/h加速タイムは、オプションのスポーツクロノパッケージ装着車で5.1秒をマーク。従来型を0.1秒凌ぐ加速性能を身につけている。最高速は254km/hと発表された。ちなみに燃費はNEDC複合モードで11.2km/L。

外観では前後のLEDライトのデザインが新型を感じさせる。ヘッドライトは「ポルシェ・ダイナミック・ライト・システム・プラス(PDLS Plus)」がオプション設定され、これを選択すれば、配光を最適に制御することができる。

インテリアでは10.9インチのフルHDタッチスクリーンを組み合わせ、インテリジェントな音声制御機能やコネクテッド機能などが搭載された新世代の「ポルシェ・コミュニケーション・マネジメント(PCM)」が新しい。

そのほか、スポーツクロノパッケージやセラミック・コンポジット・ブレーキ、GTスポーツステアリングといったスポーツ性をさらに引き上げるアイテムは、オプションで設定している。

新型マカンSはドイツ本国では発表と同時に発売され、現地での販売価格は6万4356ユーロ(約829万円)となっている。

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