「プジョー508」のロングボディ仕様は日本でもイケる?

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中国市場向けにホイールベースを55mmストレッチ

PSAグループは11月に中国で開催された広州国際モーターショーにおいて、プジョー508のロングホイールベース仕様となる「プジョー508L」を発表した。

ご存知のように中国市場では、セダンのロングホイールベース仕様車に確かな需要があり、多くのメーカーが中国市場専用モデルとしてロングホイールベース仕様車を展開。欧州Dセグメントに属するモデルから設定されていることも特徴だ。

中国の現地法人「東風プジョー」が武漢向上で生産するこの新型508Lは、標準ボディよりホイールベースを55mm延長して後席の居住性を向上。全長は標準ボディより100mm長い、4856mmに達している。全長およびホイールベースの延長に伴い、後席用ドアを含むリアボディが新設計され、スタイリングと高い居住性を両立させているのが特徴だ。

ちなみに車名に添えられる「L」には「ロング」のほか、「ラグジャリー」や「レイテスト・テクノロジー(最新技術)」の意味が込められているという。

クルマのボディサイズ拡大が進むなか、比較的扱いやすい全幅サイズ(508の日本仕様の全幅は1847mm)を持つボディのロングホイールベース仕様は、狭い道の少なくない日本でも受け入れられる可能性が高そうだ。

 

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