31.9km/Lの燃費、773kmの航続距離を実現
11月20日、スバルは11月30日から一般公開されるロサンゼルス・オートショー2018にスバル初のプラグイン・ハイブリッドモデルとなる「スバル・クロストレック・ハイブリッド」を世界初公開すると発表した。
日本ではXVのネーミングで親しまれているクロストレック(米国市場名)に搭載されるハイブリッドシステムは、燃焼効率を高めた137ps/182Nmを引き出す新開発の2リッター水平対向4気筒直噴エンジンに、駆動用と回生発電用の2基のモーター(計118ps/202Nm)を組み込んだ新型リニアトロニック(CVT)と荷室下に配置した総電力量8.8kWhのリチウムイオンバッテリー(容量25.0Ah)を組み合わせる。ガソリン車同様の低重心かつシンメトリカルな構成を実現した「スバル・スタードライブ・テクノロジー」と呼ぶスバルのプラグイン・ハイブリッドシステムである。スバル独自のシンメトリカルAWDを採用している点は、ベース車と変わらない。
ハイブリッド走行時には、力強いモーターアシストによって滑らかでレスポンスの良い力強い加速を実現。一方でモーターのレスポンスを活かした優れた悪路走破性も身につけている。
ゼロエミッション走行となるEV走行距離は17マイル(約27.4km)で、日常の短距離移動をまかなうことができる。ハイブリッド燃費は31.9km/Lで、航続距離は480マイル(約773km)と発表された。バッテリーの充電は家庭用コンセントからでも可能となっている。また、このパワフルなハイブリッドシステムにより、1000ポンド(約454kg)の牽引能力が備わっている点もこのモデルの特色だ。
装備面では、運転支援システムの「アイサイト」のほか、プラグイン・ハイブリッド車ならではの表示コンテンツや、専用機能追加により強化されたテレマティクスシステムをはじめ、スマートフォンから遠隔操作で充電設定の変更ができたり、車両に乗り込む前に空調の設定が行なえるなど、高い利便性や快適性を実現している。
エクステリアは随所に専用アイテムを採用し、ボディの厚みとラギットさを表現。色と素材で先進性や上質感が演出された。ボディカラーにはハイブリッド専用色としてラグーンブルー・パールが設定されている。一方インテリアでは全体をブルー基調でコーディネイト。先進性と特別感あふれる空間が表現されている。専用のコンビネーションメーターもブルーが基調だ。
新型クロストレック・ハイブリッドは、2018年内に米国市場で発売される見通しだ。
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