【損保ジャパン】自動運転車の事故に対応する「コネクテッドサポートセンター」を開設

全ての画像を見る

自動運転車の実証実験にも参画

自動運転車の普及を阻む大きな要因として「事故時の責任は誰がとるのか」と「被害の補償はどうするのか」という問題がある。リスクの高い案件だけに、自動車保険を扱う損保会社も慎重なようだが、そんななかで損保大手の損害保険ジャパン日本興亜などが自動運転時の事故トラブルへの対応を研究する拠点を開設。実証実験を始めている。

新たに開設された「コネクテッドサポートセンター」には損保ジャパンを始め、アシスタント事業を展開するプライムアシスタンス、通信関連大手のKDDI、自動運転システム開発のティアフォーなどが参画。無人運転可能なレベル4相当の自動運転車両を使用し、事故トラブルを想定してコネクテッドサポートセンターから遠隔監視による対応を実施。センターにいるオペレーターが、危険回避のため操舵介入をするケースを試みている。

この実験をもとに、複数台の自動運転車のモニターによる監視、危険なときの遠隔操作に加え、緊急通報や現場駆けつけ、代替移動手段の手配までサービスを広げていく考えだ。事故の後の補償がメインという損保会社のワクを超えて自動運転に関わっていくことになり、前例のない自動運転トラブルへの対応だけに難しい面もありそうだが、実用化に向けてこうした取り組みも必要になってくるのだろう。今後、自動運転への対応が損保会社の新たなビジネスとして発展していくことになるのか、見守っていきたい。

LE VOLANT 2018年12月号 Gakken Plus/写真出典:損保ジャパン/ダイムラーAG

■関連記事

田畑修
AUTHOR
2018/10/29 18:00

関連記事

愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?

複数社を比較して、最高値で売却しよう!

車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。

手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!

一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業電話ラッシュをなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!

【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>

注目の記事

「ル・ボランCARSMEET」 公式SNS
フォローして最新情報をゲット!