ヒューマンサポートロボットを披露
トヨタ・モーター・ヨーロッパは9月24日、同社のR&Dロボティクスが開発した「トヨタ・ヒューマンサポートロボット(HSR)」を、10月1日〜5日にスペイン・マドリードで開催する知能ロボットとシステムに関する国際会議「IROS(インターナショナル・コンファレンス・オン・インテリジェント・ロボット)」に出品すると発表した。
トヨタは「すべての人のためのモビリティ」というビジョンのもと、老若男女すべての人々の役に立つモビリティを創り、持続可能な社会の創造を支援している。今回出品するHSRは、トヨタのパートナーロボットのひとつで、すべての人にモビリティの自由を提供するという狙いで開発されたモビリティコンセプトのひとつ。看護やヘルスケア、近距離交通や家庭生活に焦点をあてて、地域社会の豊かなコミットメントを反映したものだ。
重量37kgのこのロボットは、全長が100〜135cmに伸縮。各部に装着されたセンサーやカメラによって自在な自律走行が可能だ。折りたたみ式アームにより、床に置いてあるペットボトルやペンを掴み、テーブルに移動させることができるほか、アーム先端に備わる吸盤で紙片を拾いあげることもできるなど、高齢者や障害者の生活を支援する能力が備わっている。さらにUSBをはじめとする入力端子やLANケーブルが接続でき、他の電子機器との接続も可能だ。
トヨタは、2015年9月にスタートしたHSRディベロッパーズコミュニティを通じて、世界中のパートナーにHSRオープンイノベーションプラットフォームを提供している。すでに12カ国で144を数える参加研究機関は、実際のロボットやソフトウエアの開発をすることなく、将来のアイディアやアプリケーションの開発に集中することができる。
欧州ではすでにドイツ、イギリス、フランス、オランダにある大学を支援している。今回の出品により、今後もトヨタでは他の研究機関とのパートナシップや共同研究を拡大し、ロボット分野における技術革新に積極的に取り組む姿勢を強調する。
■関連記事
- 時代とともに変容するラグジュアリーカーのカタチ、国産ラグジュアリーの到達点「トヨタ・センチュリー」
- 【スクープ】トヨタ「ハイラックス」が9年ぶりフルモデルチェンジへ! ライバルとされる三菱「トライトン」はどうなる?
関連記事
【スクープ】トヨタ「スプリンターカリブ」の名が復活!? カローラTREKよりもパワフルで、SUVテイストに
スクープ
2024.11.01
長年のイメージを打破した「クラウンスポーツ」が展示!「bZ4X」にも試乗ができます トヨタ出展情報【EV:LIFE 神戸2024】
EV:LIFE KOBE2024
2024.10.29
屋根が外れる!オーディオルームが見える!!ニチモの超傑作「タウンエース」 名作キット列伝・第4回【CARSMEETモデルカー倶楽部】
CARSMEET モデルカー俱楽部
2024.10.29
【スクープ】トヨタ「カローラ」が7年ぶりのフルモデルチェンジで12世代目へ! ボディスタイルも最新世代へと進化
スクープ
2024.10.09
愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?
複数社を比較して、最高値で売却しよう!
車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。
手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!
一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業不特定多数の業者からの大量電話をなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!
【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>