BMWグループとダイムラー(メルセデス・ベンツ)がベルリンで強力タッグ?

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モビリティサービスを提供する合弁会社を設立

9月20日、BMWグループとダイムラーは共同でモビリティサービス会社をドイツ・ベルリンに設立する計画を明らかにした。

両社は2018年3月に、持続可能な都市モビリティサービスのために協力する計画を発表している。今回の発表は、その計画が具体的になったことを示すものだ。

これまで両社は、コネクテッドサービスやカーシェアリング、ライドシェアリング、パーキングサービスといった各種モビリティサービスを独自に展開してきたが、新会社はこれらのサービスをひとつに統合。下記の5つの分野で複合的なサービスを展開していく。

すでに合計500万人以上のユーザーを持つマルチモーダルやオンデマンドモビリティの「moovel」と「ReachNow」は、予約や支払いなどのサービスをインテリジェントでシームレスに受けられるようになり、都市の民間輸送の課題を解決する。

カーシェアリングの「Car2Go」と「DriveNow」は、31の国際主要都市で合計2万台を運行しており、すでに400万人以上がこのサービスを利用しているが、このサービスによって、都市部の車両総数を減らすことができる。

欧州最大のタクシーアプリからタクシーを呼ぶことができるのが、「mytaxi」や「Chauffeur Prive」、「Clever Taxi」、「Beat」といったライドヘイリングサービス。すでに1590万人が利用しているが、スマートフォンのアプリで他人とタクシーを共有できる「mytaximatch」といったサーブスにより、都市交通の混雑緩和に貢献する。

チケット不要でキャッシュレス決済が可能なパーキングサービスの「ParkNow」や「Parkmobile Group」、「Parkmobile LLc」は、駐車場の検索から予約、支払いまでが完了できる。このサービスにより、ドライバーは駐車場を探す時間を削減できる。駐車スペースを探している車両は道路の約30%占めている地区もあるため、交通量を削減することが可能だ。

EVやプラグインハイブリッド車の普及促進に欠かせない充電サービス。現在「ChargeNow」や「Digital Charging Solutions」のサービスは、世界の19万2000カ所以上におよぶ充電ポイントを簡単に見つけることができ、充電後の支払いも済ませられる。

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