アウディが「e₋トロン」の生産を開始

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正式発表は9月17日!

アウディ・ブリュッセルは9月3日、アウディ初のピュアEVである「e-トロン」の生産を開始。アウディAGの生産およびロジスティックス担当取締役のぺーター・ケスラーと、アウディ・ブリュッセルのマネージングディレクターであるパトリック・ダナウは、工場から静かにラインオフされミサノレッドに塗装された最初の生産車を出迎えた。

ペーター・ケスラーは以下のようにコメントしている。

「アウディe-トロンは正真正銘のパイオニアです。このクルマは、バーチャルエクステリアミラーをはじめとする革新的テクノロジーを搭載し、優れたハンドリングやダイナミクスといった伝統的なアウディの品質に従来の自動車の領域をはるかに超えた先進技術を組み合わせています。アウディのブリュッセル工場は、電気自動車を生産するために徹底的に近代化されました。この工場は、プレミアムセグメントにおいて世界で初めてCO2ニュートラルな生産拠点として認定を受けています」

実際、アウディ・ ブリュッセルは生産工程および工場施設から排出されるすべての二酸化炭素を相殺。これはおもに、再生可能エネルギーの使用と環境プロジェクトによって実現したものだ。

一方、パトリック・ダナウは次のようにコメントした。

「アウディは、アウディe-トロンのために膨大な技術的能力を社内に蓄積し、バッテリー技術及び駆動システムの両方を自社開発しました。従業員は、数多くの生産工程を見直し、計画し、実行に移しました」

2016年の夏以降、ブリュッセル工場はボディショップ、塗装ショップ、組み立てラインを段階的かつ徹底的に改築。独自のバッテリー(モジュール)生産設備も立ち上げた。生産したバッテリーは無人の輸送システムによって、ジャストインシーケンスで電気自動車の組み立てラインに供給される。また、ブリュッセル工場の従業員はアウディ初の電気自動車のために20万時間以上のトレーニングを受け、生産開始に向けて完璧な準備を整えた。

なお、アウディはサンフランシスコで9月17日の午後8時30分(現地時間、日本時間:9月18日午後12時30分)から開催されるこのモデルの発表会の模様を、ウェブサイト(www.e-tron.audi)でライブ中継する予定だ。

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