パナソニック【ストラーダ】大画面SDカーナビ 2018夏モデルを発表

新しい「ストラーダ」は逆走検知機能を追加

前述の通り、パナソニック「ストラーダ」の2018年モデルは、9V型大画面ながら専用パネル不要で350車種以上に取付可能なダイナビッグの「F1VX」「F1DV」をはじめ、ブルーレイ対応7インチモデルの「RXシリーズ」と、DVD対応モデル「RA(RE)シリーズ」を用意しているが、この4モデルには安心・安全運転サポートとして新たに逆走検知警告/逆走注意アラームを搭載。社会問題化している高速道路での逆走をドライバーに知らせる機能で、料金所手前Uターンは100%カバーし都市間高速は約99%カバーするという。

さらに、信号情報活用運転支援システム(TSPS)にも対応。こちらは、別売オプションのETC2.0車載器「CY-ET2500VD」を組み合わせれば、一般道路上にある高度化光ビーコンの情報をもとに、交差点で減速を促したり発進遅れなどを告知する機能が使える。

例えば、ナビ画面上に信号機が表示され、青信号の場合は表示のみの「信号通過支援」で音声案内なし、「赤信号減速支援」は表示と音声で、早めのアクセルオフを促す。さらに、赤信号での停車時、ドライバーに信号が赤から青に変わる残り時間を表示する「発進遅れ防止」の3パターンが用意されるのだ。

ほかにも、速度規制30km/hの生活道路「ゾーン30」と呼ばれる地域に進入するとカラーで表示。速度超過をすると音声とポップアップで警告する。なお、安心、安全面では、従来モデルと同様に、速度制限や一時停止案内といった道路標識情報を音声と表示(ポップアップ)で知らせる機能も搭載した。

ナビ機能では、新しいGPSチューナーの搭載による自車位置精度の向上、道路の標高情報を活用した新アルゴリズムにより、一般道と高速道路の正確な標高計測が可能になり、自車位置精度が高まっている。さらには、準天頂衛星の「みちびき」が、今まで1日8時間しか日本上空を滞空しなかったのに対し、昨年の打ち上げにより、3機が8時間ごとに日本上空に現れることで、24時間カバーできるようになった。これにより、即位率の向上が図られているという。

ルートガイドでは、時間・距離の増減がひと目で分かる「新旧ルート」比較が新たに盛り込まれるなど、利便性の向上を実現したのも朗報といえそうだ。なお、2018年夏モデルは、今年10月からの発売予定となっている。

パナソニック https://panasonic.jp/car/lineup/

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