ヤナセの2017年度決算、売上高は4400億円に迫る

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新車販売はやや減少、中古車は増加

輸入車販売最大手のヤナセが2017度決算(2018年3月期決算)を発表。第146期となるこの決算では売上高が4377億1700万円、営業利益は65億4200万円、当期純利益が46億9100万円となり、新車販売台数は3万4305台、中古車販売4万3340台と中古車が好調な結果となった。
事業年度の変更により、145期は6カ月決算だったので直接比べることはできないが、その前の144期(’15年10月~’16年9月)と比べると売上高は7.0%増、営業利益は29.5%減、純利益は25.0%減と増収ながら減益。2017年には伊藤忠商事の連結子会社となったヤナセだが、利益に関してはちょっと足踏み状態のようだ。
新車販売に関してはメルセデス・ベンツCクラスの新型車効果がやや薄れ、BMWは5シリーズの販売は好調だったものの台数の伸びは今ひとつで144期と比べると5.5%ほど減少している。一方で中古車販売は15.6%増と大きく伸びており、売り上げ増に貢献。
また、5年保証モデルの導入、アクセサリー購入サポートなどが功を奏した結果で、中古車販売はヤナセの屋台骨として成長している。
やや減少したとはいえヤナセの輸入車新車販売台数は日本の輸入車販売(外国メーカー車)の11.3%と1割以上を占めており、その存在感は健在だ。海外進出に力を入れる動きもあるヤナセだが、6月に就任した吉田新社長の舵取りによるさらなる成長を期待したい。

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田畑修
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2018/07/03 17:30

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