ご当地情報
A:樹海ライン
原生林を抜け見返峠へ至るもう一本の快走ルート
松尾八幡平ICから松川渓谷を抜け、見返峠へと登りつめるワインディング。アスピーテラインほど展望は開けないものの、深い森のなかに中速コーナーとストレートが連続する道は走り応えたっぷりだ。秋の紅葉は見事で、交通量が少ないので、アスピーテラインの抜け道としても利用価値が大きい。
●正式名称:県道318号八幡平公園線/冬季閉鎖:11月下旬〜4月中旬/Tel:0195-78-3500(八幡平市観光協会)
B:藤七温泉・彩雲
東北エリアでは最高所標高1400mに湧く温泉
彩雲荘は見返峠の直下、標高1400mに建つ一軒宿。東北地方で最も高いところに湧く温泉だ。男女別や混浴、内湯や露天など、数多くの風呂のうち、一番のお勧めは建物西側に点在する開放的な混浴露天。お尻の下から源泉や水蒸気がぷくぷくと湧き上がり、まるで野湯に浸かっているような気分を味わえる。日帰り入浴(600円)もOKだ。
●1泊2食付12,030円から/八幡平市松尾寄木北の又/Tel:090-1495-0950(衛星電話)
C:松川温泉・松川荘
渓谷のせせらぎに包まれる八幡平山麓の濁り湯
松川渓谷にある3軒の温泉宿のひとつ、松川荘は広々とした混浴露天風呂(女性専用も用意)が自慢。渓谷のせせらぎに耳を傾けながら、ゆったりと湯浴みを楽しむことができる。近くには1966年(昭和41年)に開業した日本初の地熱発電所がある(見学施設は年中無休)。巨大な冷却塔から立ち上る水蒸気に大地のパワーを実感するはず。
●1泊2食付8,000円から20,000円(税別)/日帰り入浴料500円/八幡平市松尾寄木/Tel:0195-78-2255または2508
八幡平アスピーテライン(No.021)
◎正式名称/県道23号大更八幡平線
◎区間距離/40km(八幡平市-鹿角市)
◎冬季閉鎖/11月中旬-4月中旬
◎撮影時期/8月下旬
アクセスガイド
アスピーテラインに最も近いのは松尾八幡平IC。東北道の起点(川口JCT)からは540kmの道のりだ。アスピーテラインは見返峠にレストハウスがあるほか、御在所YH近くにも休憩施設(トイレ&自販機)がある。ただGSは1軒もないので要注意。秋田側に下って国道341号を南下、田沢高原を経由して盛岡ICまでぐるっと一回りすると、松尾八幡平ICを起点に93km。
観光情報
八幡平市観光協会 Tel:0195-78-3500
田沢湖観光協会 Tel:0187-58-
文:佐々木 節/写真:平島 格
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