さる5月10(木)〜13日(日)、『第57回静岡ホビーショー』が静岡県静岡市にあるツインメッセ静岡で開催された。当日はプラモデルやRC(ラジオコントール)モデル、ミニカーといったホビー製品をリリースする国内外の各社が数多くの新製品を展示。子供から大人まで大勢のファンや家族連れで賑わった。
Prat.1となる今回は、星のマークでおなじみの模型メーカー・タミヤのブースの模様をお届けする。
タミヤ
今回のホビーショー会場で最大の広さを誇ったタミヤブースでは、RCカー、ミニ四駆、プラモデルなどを中心に幅広い商品ラインナップを展開。ブース内にはモデル化された実車の展示の併せて行われた。
人気のRCカーでは、実車も展示された今シーズン仕様の「トヨタGAZOOレーシング ヤリスWRC」や今年で誕生70周年を迎えた「シトロエン2CV」、1990年に発売された4WDバギーモデル「マンタレイ」の復刻版といった数多くの新製品を発表。
オプション追加で遠隔操作での荷台の昇降が可能となるダンプトラック「メルセデス・ベンツ アロクス」の実演展示や、昨年末発売され話題となった3輪RCカー「ダンシングライダー」の完成フルセットモデルのリリースも発表された。
ユニークなスタイルの「マークIVメール」や、オプションを追加することで砲塔旋回のアクションを楽しめる「ドイツ戦車パンサーA」といった、室内でも楽しめる手頃なサイズのRCタンクの新製品も登場。スケール感の高い仕上がりはミリタリーファンも納得の出来。
昔からのファンはもちろん、親子で手軽に楽しめるホビーとしてブーム再燃中のミニ四駆は、今年で30周年を迎えるレースイベント『ジャパンカップ』の記念モデル「皇帝(エンペラー)メモリアルモデル」や「アビリスタ ジャパンカップ2018」、タイで開催されたミニ四駆デザインコンテストの優勝作品を製品化した「トライロング」などを発表。クラシカルなデザインの「マッハビュレット」やキュートな白茶の猫がドライバーを務める「ミニ四駆キャット」も来場者の目を引いた。また、学研プラスから5月末に発売されるガイドブック「ミニ四駆 超速ガイド2018-2019」に関する展示も行われた。
定番のホビーとして根強い人気のプラモデルは、懐かしい「Honda N III 360」や最新のスーパースポーツバイク「ヤマハYZF-R1M」、フェラーリのF1マシン「SF70H」の完成モデルなど、バラエティーに富んだラインナップを展示。
会場の屋外に実物(写真右)が展示された自衛隊の最新鋭車輌「陸上自衛隊16式機動戦闘車」も話題を呼んだ。
一般公開日となった12日(土)、13日(日)には、ホビーショー会場であるツインメッセ静岡から車で10分ほどの場所にあるタミヤ本社で、毎回恒例の「タミヤ オープンハウス」も開催。ジャパンカップ2018のコースお披露目や、タミヤに所蔵されている車輌の展示、社内見学会、タミヤ製品の販売など、様々なイベントで盛り上がりを見せた。