注目の価格は1億超え、とのウワサも
ポルシェ911の現行モデル(991型)に、あの「スピードスター」が設定されることが確実となった。いまや992型ともいわれる次期型への世代交代も近づいているが、現行型ではこれが最後の“カンフル剤”となりそうだ。
最近では自然吸気エンジン最後のボクスターに設定されたことでも話題を呼んだが、スピードスターはポルシェ伝統の限定モデルだ。初代は1950年の356スピードスターで、約4722台を生産。1989年の911、通称930ボディのスピードスターは約2065台を生産している。その後、1993年には964スピードスターを発表し約970台を生産。911では2010年に先代にあたる997にスピードスターが356台の限定で用意され、現在も高額なプレミアム価格で取り引きされている。つまり、現行型911でのスピードスターは8年振りの復活となるわけだ。
軽量化を狙った簡素なソフトトップとコンパクトなキャビンはスピードスターの伝統的手法だが、新しい991スピードスターでもその文法は継承。フロントウインドーは低く、コンパクトで、組み合わせるソフトトップの開閉は手動式。今回撮影されたプロトタイプは後部が標準的な911カブリオレ風にカモフラージュされていたが、例によってソフトトップのカバーはスポーツカーらしい軽快感を強調する仕立てになる。991型は全長とホイールベースが歴代911より大幅に伸びているっだけに、このスピードスター特有の造形はスポーティなことに加えて美しいシルエットも兼ね備えたものとなりそうだ。
搭載されるパワーユニットは、GTS用を組み合わせる模様。3リッターフラット6ツインターボの最高出力は450ps、最大トルクは550Nmとなるが、軽量なぶん走りのパフォーマンスがGTSを凌ぐことは確実だろう。
なお、ワールドプレミアは早ければ9月、あるいは10月のパリ・モーターショーと予想されている。これもスピードスターの伝統通り、プレミアムな限定モデルとなることは確実で、911Rの例を思えば市販後の取り引き価格は1億円に達することもあり得ない話ではなさそうだ。
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