正式発売は年内を予定

ホンダは、中国・北京で開催されている2018年北京モーターショー（第15回北京国際汽車展覧会プレスデー：4月25日～26日一般公開日：4月29日～5月4日）において中国専用電気自動車（EV）のコンセプトカー「理念EV CONCEPT（イーブイコンセプト）」をワールドプレミアした。

このモデルは、本田技研科技有限公司と広汽本田汽車有限公司（以下、広汽ホンダ）の共同開発で中国市場専用に投入される初の量産EVのコンセプトカー。広汽ホンダの自主ブランドである「理念」のモデルとして、2018年内の発売を予定している。また、この量産EVは昨年出資を発表した中国のカーシェアリング事業会社、「リーチスター」社のカーシェアリングサービスを通じてシェアEVとしても活用する予定となっている。

なお、今回の北京ショーにおけるホンダブースでは、中国で2018年後半に発売を予定している「アコード・ハイブリッド」（販売元：広汽ホンダ）を初公開。さらに、同じく2018年後半に発売予定の新型セダンのコンセプトモデル「インスパイア・コンセプト」（販売元：東風本田汽車有限公司 ）なども出展している。

ホンダは、今後もCO2ゼロ社会の実現に向けた電動化商品の拡充を加速させ、中国では2025年までに20機種以上の電動化モデルの投入を予定している。