世界中の主要自動車メーカーに音声認識ソリューションを供給する、ニュアンス・コミュニケーションズのコネクテッドカープラットフォーム「Dragon Drive(ドラゴンドライブ)」が、ラスベガスの「CES 2018」に出展されたトヨタのコンセプトカー「Concept-愛i」のオートモーティブ・アシスタントに採用された。
このコンセプトカー用にカスタマイズされた対話型人工知能(AI)対応のドラゴンドライブは、車載システムとクラウドとをハイブリッド的に活用することで、音声信号処理や音声合成の統合技術を飛躍的に進化させたもので、自然言語理解(NLU)と自然言語生成(NLG)機能を使ってドライバーとクルマとの直感的でスムーズな対話を実現している。
従来のドラゴンドライブが備える機能では、ドライバーの発話によって施設やレストランなどの地点情報の検索、ナビゲーション操作、質疑応答、ニュースやスポーツ情報に加え、HERE(地図サービス)やYelp(ビジネスレビューサイト)等のコンテンツプロバイダーを統合した情報提供が可能であるが、今回の「Concept-愛i」のオートモーティブ・アシスタントは、現在および過去のドライバーとの対話の文脈を理解したり蓄積した情報の活用、ドライバー個人の好みを認識する機能も備えており、複雑なリクエストやタスクにも十分応えてくれる。しかもトヨタの感情推定エンジンとの連携によって、ユーザーの感情的な反応や関心にも考慮しているので、場合によってはクルマに慰められたり、叱られたりする時代が来るかも?
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