2027年のF1マシンがまるでクワガタ!? と話題

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ルノーは、開催中の上海モーターショー2017において、未来のF1マシンの姿を提示する「R.S. 2027ヴィジョン」を初公開した。

 

電動化でより環境コンシャスに

 

名称からもわかるように、このコンセプトモデルは2027年のルノーF1マシンを具現化したモノ。40年培ったF1シーンでの経験をもとに、2027年のF1マシンがどのようなカタチになっているかをルノーが表現したのである。彼らは将来のF1レースが、さらなる電動化に加え、より安全で壮大なレースになっていることを想定しているという。

 

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ちょうど車体の中央に収まるドライバーは透明のヘルメットを着用。さらに透明のポリカーボネイトで覆われ、コースに出る。コクピットは衝撃吸収性能の高い素材が用いられ、高い安全性を実現。万一の事故のために、自律走行モードが搭載されている。

 

可変式エアロパーツを組み込んだ、まさにクワガタを想起させるフロントノーズやホイールにはアクティブLEDライトを搭載。これは必要に応じて発光する形を変えることによって、一種のコミュニケーションツールにもなる。リアウイングも可変式で、格納も可能となっている。

 

シャシーは4輪操舵が可能な4輪駆動。パワートレインは電気モーターも組み合わされ、ピットレーン走行時などはフルEVモードでの走行が可能になる。このモーターを駆動させるバッテリーは、超高エネルギー密度のものに。この電動化技術の採用により、燃料タンクはとてもコンパクトになるとのことで、環境への配慮も進んだF1マシンが表現された。

 

 

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