アウディがWEC最終戦バーレーンで圧勝! 1-2フィニッシュで有終の美を飾る

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今期限りで撤退、感動のラストランが実現

 

 11月19日、アウディは2016年のFIA世界耐久選手権(WEC)最終戦のバーレーンでアウディスポーツ チーム ヨーストが1-2フィニッシュを果たしたことを発表した。アウディは今シーズン限りでのWECからの撤退を表明しており、その意味でも有終の美を飾ったことになる。

 

WEC Bahrain 2016

 

 レースはポールポジションからスタートしたルーカス・ディ・グラッシ/ロイック・デュバル/オリバー・ジャービス組が乗るアウディR18の8号車が前半をリード。途中、同じくアウディR18の7号車、マルセル・ファスラー/アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ組にトップを奪われるも、その7号車がピット作業でトラブルに見舞われる間に首位に復帰。そのまま2位の7号車に16秒の差をつけ、6時間のレースを制した。

 

 今回の戦績により、WEC2016年シーズンのアウディは266ポイントでマニュファクチャラーズタイトル2位が決定した。1位は324ポイントのポルシェ。また、ドライバーズタイトルでもディ・グラッシ/デュバル/ジャービスが2位となっている。

 

WEC Bahrain 2016

 

 なお、1999年からの18年間で、アウディは187戦中107回の優勝を獲得。そのうち2012年にWECとなってからでも41戦中17回の優勝、ポールポジション16回、レース中の最速ラップを23回、ドライバーとマニュファクチャラーズのタイトルをそれぞれ2回、獲得している。

 

 

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