「Z06」の高性能を自然吸気エンジンで
11月10日、ゼネラルモーターズ・ジャパンは最新のテクノロジーを具現化した新たなピュアスポーツモデルとして、新型「シボレー コルベット グランスポーツ」を発表した。コルベット・グランスポーツは2012年以来5年ぶりとなる日本導入で、同日発売となる。価格はクーペの7速MTが1210万円、8速ATが1227万円、コンバーチブルの8速ATが1287万円。
“グランスポーツ”の名称が最初に用いられたのは1963年のことで、スポーツカーレース参戦を目指してわずか5台のみが生産されたプロトタイプに与えられた。これまで1996年の第4世代と2012年日本導入の第6世代にのみ存在し、復活は5年ぶりとなる。
ル・マンでの勝利を目的に製作されたプロトタイプ・レーシングモデルのコンセプトとのことで、自然吸気6.2リッターV8のLT1エンジンに軽量エアロダイナミクスボディ、レース技術を最大限に活用したシャシーシステムを組み合わせ、操る楽しさを追求したハンドリングマシンに仕上げられているという。
Z06のパフォーマンス・テクノロジーにさらに磨きをかけたシャシーには、カーボンフラッシュペインテッドグラウンドエフェクトパッケージ、ボディカラードカーボン製ルーフパネル、グランスポーツ専用サテンブラックアルミホイール(レッドストライプ付/前19+後20インチ)、ミシュラン・パイロットスーパースポーツ・ランフラットタイヤ、Brembo製ブレーキシステム(前6ピストン+370mm径ディスク/後4ピストン+365mm径ディスク)、電子制御LSDが標準装備されている。
また、受注発注オプションとして設定された、カーボンセラミックブレーキ、ミシュラン・スポーツカップ2タイヤ、ヴィジブルカーボンファイバー・エアロパッケージからなる「Z07パフォーマンスパッケージ」と「パフォーマンスデータレコーダー」も注目の装備だ。
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