マイナーチェンジしたA3も絶好調

 

　10月12日、アウディAGは2016年9月の販売実績を発表した。それによると、販売台数は前年同月比1.7％増の約17万3850台で、2016年1月から9月の通算では前年同期比4.5％増の約140万8800台に。車種別では、A3とQ3のコンパクトモデルが同16％の大幅増を記録した。

 

　地域別では、北米地域での9月の販売台数は4.1％増となっており、中でもQシリーズが好調で5.5％増を達成。北米地域ではアウディの販売数のほぼ4分の1をQ5が占めており、先日のパリモーターショーで発表された新型Q5に期待がかかる。なお、米国では1.6％の微増ながら、新型A4は40％増と大きく伸ばした。北米の1−9月は約18万6850台で、5.1％増とのことだ。

 

　欧州地域でも新型A4は好調で、1−9月でおよそ1万7300台を販売。9月に限ってみれば21.6％増となっている。マイナーチェンジしたA3はそれ以上の伸びをみせ、約2万1500台で26.4％増に。国別では、ドイツ本国は9月が2万2512台で3.7％増、1−9月が23万890台で10.8％増。英国は9月が3万1214台で8.5％増、1−9月が13万9039台で4.1％増。フランスは9月が5660台で16.2％増、1−9月が4万7296台で6.5％増。イタリアは9月が5353台で6.7％増、1−9月が4万6931台で13.9％増など。欧州全体では9月が約8万4650台で6.3％増、1−9月が約65万7100台で7.3％増となっている。

 

　アジア太平洋地域はおよそ6万2200台で、昨年9月に比べると2.2％の減少となった。ただし中国は別で、5万4499台で2.6％増となっており、これはフルモデルチェンジされた中国専用モデルA4 Lによるところが大きいようだ。なお、1−9月では約50万9850台で、3％増となっている。

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