これが未来のキャデラック! コンセプトカー「エスカーラ」がペブルビーチで公開

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市販化の可能性も十分にあり

 

The Escala Concept introduces the next evolution of Cadillac des

 

 ゼネラル・モーターズは8月18日、米カリフォリニアのペブルビーチで開催されたペブルビーチ・コンクール・デレガンスにおいて、キャデラックのコンセプトカー「キャデラック エスカーラ コンセプト」を初披露した。

 

 エスカーラ コンセプトは、これからのキャデラックのデザインとテクノロジーに対する理念を明確に表現した1台だという。グローバル キャデラックのヨハン・デ・ナイシェン社長は、このようなコメントを発表している。

 

「エスカーラは、ふたつの明確なビジョンを持ったコンセプトモデルです。第1の目的は、キャデラック デザインの新たな方向性と、今後キャデラックモデルに搭載すべく現在開発しているテクノロジーを明確に示すこと。そして第2の目的は、キャデラックのラグジュアリーな世界観を確立し、プレミアムセグメントの頂点にふたたび戻る指標となること。エスカーラはコンセプトモデルですが、それだけでなく、キャデラックの品質を向上し続けるという思いが根底にあります。そして、ラグジュアリーセダンセグメントが拡大していけば、私たちが現在計画している製品モデルのラインナップに、エスカーラが追加されることも十分にあり得ます」。

 

 スペイン語で「スケール」を意味するエスカーラは、最近日本でも発表された2016年モデルのキャデラックCT6よりも大きいボディ有した、さらに格上の存在感を漂わせるフラッグシップセダンという位置付け。ボディ全長はCT6より約160mm長い、5347mmという堂々たるサイズの持ち主だ。ちなみに全幅は1948mm、全高は1455mm、ホイールベースは3228mmと発表されている。

 

 エスカーラには、大型ラグジュアリーカーのアーキテクチャーをベースとした新しい後輪駆動シャシーと、新型キャデラックCT6にはじめて導入された世界最先端のボディ構造を採用。詳細スペックは未発表だが、パワーユニットはアクティブ・フューエル・マネージメントテクノロジーを搭載した新開発の4.2リッターV8ツインターボを採用。走行状況によって4気筒を休止し、燃費向上に貢献する。

 

 4ドアセダンのスタイリングは、大胆なリフトバックデザインが特徴。フェイスデザインは、キャデラックがこれまで採用してきたものを新たに進化させ、近日登場する製品モデルからその新しいデザインが採り入れられる予定となっている。そしてこの新しいデザインには1948年から受け継がれているキャデラック独自の縦型ライトに、新たなアレンジが加えられている。有機LED(OLED)を採用したライトは、よりスリムで奥行きのある仕上がりとなっており、昼夜を問わずワイルドなルックスを演出する。一方、立体的で精緻な仕上がりのグリルデザインや、2レイヤースポークの22インチホイールも特徴的なディティールだ。

 

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 室内はキャビンの前後でまったく異なる個性が与えられているのが特徴。フロントは現代のテクノロジーにフォーカスし、リアは乗員のリラクゼーションに注力されている。ドアトリムとシートに、特別に仕立てられたファブリック素材が幅広く用いられているのも特色だ。この素材はキャデラックのファッション業界に属するパートナー企業が使用するスーツ素材をヒントにしたもので、新次元のクラフトマンシップやカラーリング、今日のクルマのインテリアにおける技法の独自性をアピールするものとなっている。

 

 インパネに配置された曲線を描く3つのOLED式ディスプレイは、フロントキャビンにおける大きな特徴のひとつ。ドライバーの正面には非常に薄い曲線状のディスプレイが重ねられており、このメーターパネルを構成する複数のディスプレイは、ひとつのユニットとして統合されている。

 

 コネクティビティコントロールの新たな機能も見逃せない。このシステムにはセンターコントロールモジュールが備わっており、タッチ操作だけでなく、人の声やジェスチャーでも一連の通信機能をコントロールできる。現段階では開発途中のプロトタイプとなるが、将来的には製品モデルにも採用される予定だ。

 

 

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