プラグインハイブリッドはEV走行距離が伸びる?
2017年中頃の発表と目されるCクラスのマイナーチェンジモデルのスクープが届いた。外観上大きな変化はなさそうだが、ヘッドランプの意匠は「半眼で睨む」ような現行車から、Eクラスにも似た「ややフレンドリーな」カタチに変わるようだ。
パワートレインは“ベストディーゼル”の誉れ高い2.0リッターのOM654型エンジンと9速AT「9Gトロニック」を中心に、現行と同様のラインナップを継承する模様。プラグインハイブリッドのC350eも従来通り登場するだろうが、こちらはバッテリーの高性能化が進んでいるので、スペックが現状よりさらに向上する可能性が高い。
ADAS(先進ドライバーアシスト機能)関連では、上のクラスを差し置いてのLIDAR(Laser Imaging Detection and Ranging、レーザーによる3Dマッピング装置)の搭載こそないが、クラウドベースのマップ対応などにより、自動運転時代にいっそう近づくスペックが導入されると予想されている。具体的には、車線マーキングに依存しない自動巡航や高度な障害回避操舵アシストなど、最新のEクラスに匹敵するものになるだろう。ADASのセンサーや演算部の改良は、AEB(自動ブレーキ)の限界性能も高めるので、定評の安全性がいっそう進化することになるはずだ。
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