中国の東風シトロエンで生産
プジョー、シトロエン、DSブランドを展開するフランスのPSAグループは、4月25日から開催される北京モーターショーで新型シトロエンC6を披露すると発表した。
シトロエンC6はシトロエンブランドのフラッグシップサルーン。先代モデルは2012年に生産を終了したままだったが、約3年半ぶりに復活する運びとなった。
C6復活の背景には中国市場が大きく関係している。現在、シトロエン車の全生産台数の約25%は中国で売られており、当然PSAグループも中国を重要なマーケットのひとつとして位置づけている。依然サルーンの人気が根強い中国において、現在販売しているサルーンモデルはC4セダン(中国専用)やC5セダンなどがラインナップされているものの、今後さらに市場でのプレゼンスを高めるための策として、C6の復活に白羽の矢が立ったというわけだ。
そんな事情もあり、新型C6の開発はフランス本国と中国(東風シトロエン)の共同で行なわれ、生産も中国になる模様。
新型C6の詳細は、4月25日の北京でのアンベールを待つことになるが、ボディの全長は4.96m(先代C6は日本仕様で全長4.91m)になるとがすでに発表されている。シトロエンが公開したティザー画像ではフロントマスクやサイドビューのシルエットが確認できる。
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