【ジュネーブショー2016】ステーションワゴン復権の予感! ボルボがV90を電撃公開

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セダンに倣いプラグインハイブリッドのT8も

 

 218日、ボルボはEセグメントのワゴンモデル「V90」を発表した。1月末に日本でも正式発表されたSUVXC90、欧米で発売になったばかりのサルーンS90に続く新世代90シリーズの最新作であり、1998年をもって途絶えていたプレミアムエステートの復活となる。

 

Volvo V90 Location Profile

 

  車両のフロント部分はほぼサルーンのS90そのままで、真っ直ぐに立ち上がったフロントエンド、眼光鋭いヘッドライトが印象的だ。Aピラー以降はルーフレールが設置されることもあってデザインが異なっており、全高は1475mmS90よりも32mm高く、全幅も1890mmV90のほうが11mm広い。けれど意外にも4936mmの全長はS90よりも27mm短く、しかもそのすべてがリアオーバーハングから削られている。ただしラゲッジルームの前後長は同等(厳密にはV90のほうがわずか4mmながら長い)で、ワゴンの面目は保った格好だ。

 

Interior cockpit Volvo S90 blond

 

 運転席まわりもXC90S90と基本的には共通で、北欧家具を思わせるウッドパネルとセンタークラスターに配置された縦長の9インチタッチスクリーンが特徴的だ。最新モデルらしくモバイル端末との接続性も高く、Apple CarPlayにも対応している。

 

 メカニズム面では、XC90を初発として今後のボルボ全車に適用されていくSPA(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー)プラットフォームを採用しており、エンジンはXC90と同じくDrive-Eシリーズのガソリン2機種、ディーゼル2機種が設定された。このうち2.0リッター4気筒ターボを基本とするガソリンエンジン群はすでに日本にもXC90などで導入済みで、T5/T6/T83機種を軸にしたグレード構成となるのもXC90と変わりない。

 

 計4機種のエンジンはスペックもXC90用と共通で、T5用は254ps187kW/350NmT6用はさらにスーパーチャージャーが追加されており、320ps235kW/400Nmとなる。なお、レンジトップのT8は、T6用ツインチャージエンジンに87ps65kW/240Nmの電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドカーだ。ディーゼルエンジンを搭載したモデルはD4/D52機種。ともに2.0リッター4気筒ターボで、D4用が190ps140kW/400NmD5用が235ps173kW/480Nmを発生する。

 

 発売時期はまだ公表されていないが、S90の例からするとジュネーブ・モーターショーで実車が披露されたのち、欧州および北米地区ではすぐに販売が開始されるものと思われる。

 

 

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