なんとコルベットのエンジンをキャデラックに!
キャデラックが誇るスーパースポーツモデルである「V」シリーズのサルーン、「ATS-V」と「CTS-V」が日本でも正式発売となった。
ATS-Vは470ps(346kW)/603Nmの3.6リッターV6ツインターボエンジンを搭載。ターボ過給エンジンはVシリーズ史上初で、低慣性チタンアルミナイド製タービン、高効率チャージ・クーリング・システム、軽量チタン製コンロッドを採用してパワーとレスポンスを高め、Vシリーズとしては歴代最軽量の1750kgのボディを3.8秒で60mph(約97km/h)まで加速させる。
シャシーでは、第3世代のマグネティックライドコントロールを投入した。これはダンパー内で減衰力を発生させるオイルに磁性流体を使用し、1000分の1秒単位で読み取った路面状態に基づき磁場強度の調整をすることで粘度を変化させ、減衰力を可変制御するシステム。前世代よりもレスポンスが40%速くなっており、60mph時では1インチ進むごとに減衰力を変化させられるという。
ボディでは、ダウンフォース向上のためのフロントスプリッター、リアスポイラー、サイドロッカーパネル、冷却性能を高めるエアベント付き軽量カーボンファイバー製ボンネットフードなどを装着。なお、エアロアイテムはスタンダード仕様のSpec-Aと上級仕様のSpec-Bで素材が異なり、後者はカーボンファイバー製だ。足元にはミシュラン・パイロット・スーパースポーツを履いた18インチ鍛造アルミホイールが装着された(Spec-Bはポリッシュ仕上げ)。
もう1台のCTS-Vは、コルベットZ06譲りのスーパーチャージャー付き6.2リッターV8エンジンを搭載し、先代比85ps/103Nm増の649ps(477kW)/850Nmを達成。3.7秒の0-60mph加速タイムを叩き出す。それでいて低負荷時には気筒休止させて燃費にも配慮している。
また、ATS-Vと同様に第3世代のマグネティックライドコントロールや専用のエアロアイテム(Spec-Bはカーボンファイバー製)、ミシュラン・パイロット・スーパースポーツを採用したほか、ブレンボ製ブレーキシステム、電子制御リミテッドスリップデフ、レカロ製パフォーマンスシート(Spec-B)も投入。ATS-V以上にスポーツ性が高められた。
価格は、CTS-VのSpec-Aが1330万円、Spec-Bが1470万円、ATS-VはSpec-Aが990万円、Spec-Bが1090万円。いずれも左ハンドル+8速ATのみとなっている。
スペックなど、より詳しい情報はこちら
■関連記事
- 50sのボディカラー復刻がビスポークの未来を拓く!キャデラック、コンセプトカー「ソレイ」を発表
- 誕生から四半世紀を記念して、特別な限定車が登場!「キャデラック・エスカレード・スポーツ 25th Anniversary Edition」発売!
TAG :
関連記事
愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?
複数社を比較して、最高値で売却しよう!
車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。
手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!
一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業不特定多数の業者からの大量電話をなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!
【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>