"ヒストリックカー" の記事一覧 カーマガジン 2023.04.20 【国産旧車再発見】国産スポーツカーのエバーグリーン、トヨタが世界に向けて羽ばたいた『トヨタ2000GT』 今回は国産スポーツカーのエバーグリーン、トヨタ2000GTを取り上げる。スバル360やトヨタ・パブリカといった大衆車がようやく生まれた時代、世界レベルのスポーツカーを造ることは時期尚早といえた。しかし、そんな思いを打ち破りトヨタは世界に向けて羽ばたく。それだけの実力をトヨタ2000GTは1960年代すでに備えていたのだ… カーマガジン 2023.04.07 【国産旧車再発見】宇宙まで届くかのように上り詰めるロータリーエンジン、マツダ初ピュアスポーツの到達点『マツダ・コスモスポーツ』 自動車メーカーの統合が叫ばれた戦後日本の方針に対して東洋工業(現マツダ)は威信をかけてロータリーエンジンを開発。世界に先駆けて量産体制を整え、以来唯一無二の存在となった。ロータリーあればこそ存続し得たマツダの記念碑を振り返る。この技術なくしてピュアスポーツカーは生まれ得なかった名神を始め高速道路の建設ラッシュだった時代… カーマガジン 2023.03.31 【国産旧車再発見】シリーズ最強のパワーユニットを秘めた淑女、国産初の200km/hオーバーカー『ダットサン・フェアレディ2000』 戦後日本に生まれた初めてのスポーツカーがダットサンDC-3。この流れを汲むオープンモデルとしてダットサン・フェアレディは生まれた。1500、1600と成長し最終的に2000まで排気量を拡大している。それは好調な対米輸出と国内レースにおいて求められた、最高時速200キロオーバーという実力を現実のものとするためだった。ロー… カーマガジン 2023.03.24 【国産旧車再発見】ジウジアーロが描く、1度見たら忘れられない端正かつ複雑なボディライン『いすゞ117クーペ』 マツダ・コスモスポーツ、トヨタ2000GTは日本を代表するスポーツカーだ。このコーナーにて、その次に紹介するクルマとして何が相応しいだろうと考えた時、本格的なスポーツ性を追求せずとも粋な117クーペが浮上した。カロッツェリア・ギアに在籍していたジョルジェット・ジウジアーロが描いた類まれなデザインを再現するには、職人たち… ホンダ 2023.03.18 【国産旧車再発見】今こそ見直したいクーペボディ、モータースポーツ黎明期を支えた名車『ホンダS800クーペ』 国内モータースポーツ黎明期を支えた名車のひとつがホンダSシリーズ。数多くのドライバーを育てるだけの資質に富んだ車体レイアウトはオープン2シーターとして設計されたがゆえに実現したとも言える。だが後に追加されたクーペも耐候性に優れるばかりのモデルではない。オープンより評価が低い時代が続いたが、今こそ真価を再評価したい。今こ… カーマガジン 2023.03.09 【国産旧車再発見】コロナをベースにDOHCエンジンを新開発、スカGに代わるツーリングカーの王者『トヨタ・1600GT』 2000GTで国際的スポーツカーを提案したトヨタ。だが当時238万円という価格は一般的とはいえなかった。そこで半額以下でツインカムエンジンが手に入るという夢を、コロナベースで仕立て直したトヨタ1600GTで実現させた。量産ツインカムといえど、侮れない実力の持ち主だ。コロナ1600SをベースにDOHCエンジンを新開発した… カーマガジン 2023.02.16 【国産旧車再発見】車重700kg未満の軽量ボディが生み出すクラスを超えた動力性能『トヨタ・スポーツ800』 戦後に純国産をうたって発売されたクラウンを皮切りにしてコロナやパブリカを独自の技術により生み出してきたトヨタ。海外の模倣を良しとしない姿勢はスポーツカーにも貫かれた。それがトヨタ初のスポーツカーとして発売されたスポーツ800。小さく軽い設計ゆえに、今でも魅力ある走りを味わえる存在だ。非力な2気筒エンジンでありながら70… Tipo 2023.02.10 【Tipo】もったいない? でもカッコいいだろ!? ヒストリック・レーサーで疾走る愉しみ。1961年式アルファ ロメオ・ジュリエッタ・スプリント ヒストリックカーの楽しみ方の一つとして、憧れたクルマを自分好みのレースカーに仕上げ、サーキットを疾走ることを目標とする人も多い。例えそれが、もったいない!と思われるクルマでもだ。ドリフトだって自由自在、憧れのクルマで走る快感!ヒストリック・アルファといえばボクにとっては「ジュリア」が何より憧れの存在で、正直ジュリエッタ… カーマガジン 2023.02.09 【国産旧車再発見】勝つために生まれた特別なスカイライン、日本初のモンスターマシン『日産プリンス・スカイライン2000GT-B』 日本グランプリに必勝をかけて開発された6気筒モデル。”スカG”という愛称は特別なスカイラインである証だ。たとえ1周だがポルシェの前を走ったことが伝説となり、メーカーであるプリンスが日産に吸収合併された後も、スカGを求める声が絶えなかった。その実力はいかほどだろうか。ストレッチによりスポーツ性を訴… カーマガジン 2023.02.02 【国産旧車再発見】117クーペ譲りの強心臓、国産初のGTがRヘ昇華した瞬間。1970年型いすゞ・ベレット1600GTR 自社開発によるベレルが商業的に失敗すると次なるベレットで起死回生を図ったいすゞ。生まれながらのスポーティさを進化させた国産初のGT、1600GTはレースでも大活躍。そしてその”ベレG”には、最終兵器が用意されていた。117クーペ譲りの強心臓、G161W型エンジンを搭載したベレット最強のパフォーマ… Tipo 2023.01.29 【Tipo】“珍車”で片づけるにはもったいない!! たった1000台の宝物『アルファ ロメオ・ジュリアGTC』 たった1000台の宝物1965年のジュネーブショーで、あのGTA1600と共にデビューを飾ったジュリア・スプリントGTC。それが“時代のあだ花”と片付けるにはあまりに惜しい一台だったのだと、その登場から50年以上過ぎた今にして初めて知ったのだから、クルマとは本当に面白い工業製品である。当時のアルファ・ロメオといえばセダ… カーマガジン 2023.01.26 【国産旧車再発見】国産ダックテールの始まり、最新デザインを採り入れた意欲作。1971年型三菱・コルト ギャランGTO 1600MR フォード・マスタングが切り開いた市場に国産車として初めて参入した三菱ギャランGTO。中核セダンのギャランと共通性を高めつつ4気筒DOHCエンジンを専用設計した意欲作。排ガス規制とともに消えたMRを見直したい。スポーツクーペの最新デザインを採り入れた意欲作1963年に開催された第1回日本グランプリで、乗用車とレーシングカ… 1 2 3 4 NEXT