"スケルトン図解" の記事一覧 - 2ページ目 世界の傑作車スケルトン図解 2019.09.20 工業製品より工芸品と呼ぶべき「トヨタ2000GT」【世界の傑作車スケルトン図解】#20-2 世界の注目を一身に集め速度記録にも007にもトヨタ2000GTがベールを脱いだ瞬間、1966年東京モーターショーは異様な空気に包まれた。そこには、イタリアのスーパーカーやイギリスの高級スポーツカーもかくやと思わせる、いや、さらに鋭い鮫のような新型車の姿があった。ボンネットの量感と引き締まったキャビンの比率など、オーソド… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.09.20 「トヨタ2000GT」は「できること全部」を注ぎ込んだ初のジャパニーズ・スーパーカー【世界の傑作車スケルトン図解】#20-1 驚天動地のトヨタ2000GTようやく本格的な歩みを踏み出した1960年代の日本車界は、死に物狂いで欧米から学んだ。そして、最高峰を目指した。そんな勉強と努力を語る論文の第1号が驚天動地のトヨタ2000GT。鋭く空気を切り裂くフォルムを前に「やれば、できるんだ」と、技術陣は胸を張った。TOYOTA2000GT1:コイルス… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.09.19 すべてが常識を超越した究極のスーパースポーツ「ブガッティ・ヴェイロン」【世界の傑作車スケルトン図解】#18-2 ブガッティ伝説の恐るべき継承者「21世紀最初の10年を代表するスーパーカー」。その称号に最も相応しいクルマといえば、恐らく誰もが「ブガッティ16.4ヴェイロン」の名を挙げるに違いない。1999年の東京モーターショーにて参考出品された6年後、2005年の同じく東京モーターショーにて生産型が正式発表されている。その名は、1… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.09.19 1000ps&400km/hを実現した現代を代表する超弩級スーパーカー「ブガッティ・ヴェイロン」【世界の傑作車スケルトン図解】#18-1 世界を震撼させたモンスター自動車界最高のブランドのひとつであるブガッティ。フェルディナンド・ピエヒ博士が率いていたフォルクスワーゲン・グループは、20世紀に構築された「ブガッティ伝説」を再現すべく、恐るべき超弩級スーパーカーを21世紀の現代に降臨させた。1001psの最高出力と407㎞/hの最高速度で世界を震撼させたモ… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.09.18 EVの負のイメージを根本から払拭した「BMW i3」【世界の傑作車スケルトン図解】#19-2 EVの泣き所は航続距離だがレンジエクステンダーもあり今あるEVの中でもi3には特別な存在感がある。もちろん理詰めでことを進めるドイツ的設計ゆえとも言えるが、それよりむしろ理想主義的と見える感性を持つことに魅せられる。たとえばEVは搭載バッテリーのせいで車重が重くなるが、i3はそれを当然とはせず、CFRPとアルミ合金で軽… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.09.18 「BMW i3」は駆け抜ける歓びを味わえる ハイテク技術を駆使したBMW流プレミアムEV【世界の傑作車スケルトン図解】#19-1 クルマの未来を先取りi3というと、アルミニウム合金のシャシーにカーボンモノコックのキャビン、高価な素材で軽量化することによって活発な走行性能を得たプレミアムEVというイメージだが、これは贅沢ではなく未来を見越した設計。現在は高価なカーボンだが、製造工程に必要なエネルギーは小さい。アルミ合金は高度製造技術は必要だが、軽量… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.09.18 「フェラーリ F40」は1980年代スーパーカーの記念碑的モデルだ【世界の傑作車スケルトン図解】#16-2 エンツォが遺したアイコン的な名作近代フェラーリの中でも最もシンボリックな一台。そして、フェラーリが最新のラ・フェラーリにも継承したスペチアーレ(スペシャル)的要素を初めて盛り込み企画されたF40は、同社が創立40周年を迎えた1987年に発表。すでに晩年を迎えていた創始者、エンツォ・フェラーリが長らく信奉した「そのままレ… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.09.18 フェラーリ創業40周年に誕生した伝説のスペチアーレ「フェラーリ F40」【世界の傑作車スケルトン図解】#16-1 エンツォ・フェラーリ翁が最後の作品として遺したともいわれているF401988年8月14日に逝去したエンツォ・フェラーリ翁が、自身にとって最後の作品として遺したともいわれているF40。“イル・コンメンダトーレ”が愛してやまなかったモータースポーツ直系のテクノロジーを満載した、同時代のレーシングマシンさながらの怪物だ。その… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.09.17 魂を激しく掴む野生の吼え声「ランチア・デルタHFインテグラーレ」【世界の傑作車スケルトン図解】#13-2 攻めれば攻めるほど締まるイタリア職人ならでの味付け1980年代のWRCに猛威をふるったランチア・デルタ・インテグラーレの武勇伝は、まだまだ鮮やかな思い出として脳裡を彩っている。しかし、それを詳しく振り返ると、膨大な書物になってしまう。強力なライバルを片っ端から叩きのめし、結果としてランエボやインプレッサを強く育てる親と… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.09.17 「ランチア・デルタHFインテグラーレ」は「ラリーのランチア」の総決算!【世界の傑作車スケルトン図解】#13-1 手にした栄光は数知れず元はといえば、上品で控えめなコンパクトハッチだが、運命など、どこで変転するかわからない。ある日突然、WRCの規則改定で華やかなステージに呼び上げられ、インテグラーレのビクトリーランが始まった。手にした栄光、数知れず。そのため現役引退後も、マニアの憧れの的であり続けた。DELTACOLLEZIONE… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.09.16 「アウトウニオン Pヴァーゲン」はポルシェ博士のアイデアから 生まれたミッドシップマシン【世界の傑作車スケルトン図解】#17-2 モータースポーツ史を代表する異端児現在の「FIAスポーツ委員会」に相当する「AIACR」は、1933年シーズンからのグランプリレースのために「オイル/水/タイヤ抜きの総重量750kg以下、ボディ幅85cm以下」という新レギュレーションを施行することとした。タイプA〜C、スーパーチャージャー付きV16時代のPヴァーゲン。… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.09.16 ミッドシップフォーミュラ初の成功作となったシルバーアロー「アウトウニオン Pヴァーゲン」【世界の傑作車スケルトン図解】#17-1 戦後のレーシングカーたちにも絶大な影響を与えた1930年代後半、国家的プロジェクトとしてグランプリレースに挑んだドイツ勢。同時代に最強を誇ったメルセデス・ベンツと熾烈なバトルを展開した画期的なミッドシップマシンが、アウトウニオンのPヴァーゲンである。白銀のカラーリングから、メルセデスとともに「シルバーアロー」あるいは特… PREV 1 2 3 4 5 NEXT