トヨタが「ジャパンタクシー」をアップデート

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車いす利用者の乗降性を改善

トヨタは、「ジャパンタクシー」を一部改良。全国のトヨタ店、トヨペット店を通じて3月15日に発売を開始した。なお消費税込みの車両本体価格は据え置きで、「和(なごみ)」グレードが3,277,800円。「匠(たくみ)」グレードは3,499,200円。

従来の「ジャパンタクシー」は、車いす乗降用スロープの設置作業が複雑で時間がかかり、実際の使用場面において困難との指摘を受けており、トヨタでも2月4日に車いす乗降改善対応についてそれを公表していた。今回は改良モデルは、そうした指摘に対応したものとなっている。

車いす乗降改善に関する内容だが、スロープ設置から車いす固定などにかかる時間を3分程度に短縮するため乗降用スロープを折り畳み3つ折りから2つ折りに変更。さらに、延長用スロープについては折り畳み構造から樹脂一枚板に変更して設置作業を簡素化した。また、車いす乗降用スロープ一枚で単独使用できる機会を増やすためスロープの長さを840mmから1,100mmに延ばしている。それにともないベルト類の収納袋を廃止し、出し入れしやすいポケットをフロアに常設設置。作業手順を書いたラベルを各箇所に貼り付け、作業忘れ対策も実施している。

その他ほかにも、衝突回避または被害軽減に寄与する「トヨタセーフティセンス」のプリクラッシュセーフティに昼間の歩行者検知機能を追加やパワースライドドアが閉じる時間の1.5秒短縮(6.5秒→5.0秒)など、タクシーとしての安全性、機能性にも磨きがかけられた。

装備面では料金トレイの位置を10センチ低くし、手の届きやすい位置に変更。加えて、天候に応じて作動速度をHiとLoに切り替え可能な間欠機能付きリヤワイパーも新採用されている。

ジャパンタクシー車両情報: https://toyota.jp/jpntaxi/

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H.Tanaka
AUTHOR
2019/03/17 11:00

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