EV仕様の「e208」が同時にデビュー
2月25日、プジョーはフルモデルチェンジを受けた新型「プジョー208」を発表。3月に開催されるジュネーブ・モーターショーにて初披露する。市場導入は2019年の秋となる見通しだ。
新型208は同社の新世代プラットフォーム「CMP(コモン・モジュラー・プラットフォーム)」をベースに開発された。ボディサイズは全長4055×全幅1765×全高1430mmで、ホイールベースは2540mm。従来型と比べて80mm長く、25mm幅広く、40mm低くなった。ホイールベースは変わらない。
エンジンは1.2L直列3気筒ガソリンターボと、1.5L直列4気筒ディーゼルターボが設定され、ガソリン仕様は75ps版、100ps版、130ps版の3機種、ディーゼル仕様は100ps版の1機種をラインアップ。いずれも排出ガスは「ユーロ6d」規格に適合している。トランスミッションは、エンジンタイプや出力に応じて5速または6速MTと、8速ATを組み合わせる。
さらに新型では、EV仕様の「e208」を設定したこともニュース。136ps/260Nmを発揮するモーターと50kWhのリチウムイオン電池が搭載され、航続距離は最大で340km(WLTPモード)を実現している。走行モードは「エコ」、「ノーマル」、「スポーツ」の3モードの設定、スポーツモード時の0-100km/h加速は8.1秒をマークする。
e208のバッテリーは家庭用電源では16時間、ウォールボックスでは5時間15分で充電が完了する。公衆用専用端末を使用すると30分で80%の充電が可能だ。
デザインは新世代プジョーのデザイン言語に則ったもの。縦型のLEDライトをバンパー両サイドに配置したフロントマスク、3本のLEDシグネチャーライトで構成する前後のライトは、従来型より長く、幅広く、低くなったプロポーションと合わせて、スポーティさに磨きのかかった新世代モデルを実感させる。
e208ではグリルがボディ同色となるほか、リヤに「e208」バッジ、リヤピラーに「e」バッジ、そして専用デザインホイールが採用され、EVモデルが主張されている。
新世代プジョー車に採用されている「i-コックピット」は新型208にも採用。センターパネルには10インチのタッチスクリーンが搭載。その下にはエアコンルーバーや、各スイッチが横一列に並び、洗練された雰囲気を醸し出す。インパネのデコレーションパネルにはカーボンタイプが設定され、スポーティなイメージが強調されている。
トリムは「Like」、「Active」、「Allure」、「GT Line」、「GT」の5種類をラインアップ。上級のGT LineやGTではフルLEDヘッドライトやグロスブラックのホイールアーチトリム&ウインドートリム、インサート付きの17インチホイール、ブラックルーフライニング、8色から選べるアンビエントライト、スポーツシート、アルミペダルなどが標準装備される。e208のGTではシート表皮にアルカンターラが用いられるほか、ホイールに特殊なインサートが入る。
そのほか、アダプティブクルーズコントロールをはじめとする先進の運転支援機能や、スマートフォンとの連携に対応する「ミラースクリーン」機能を搭載したインフォテイメントシステムを採用。ナビゲーションは「トムトム」製トラフィックコネクティッド3Dタイプが採用された。
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