欧州でのハイブリッド人気を後押し
トヨタ・ヨーロッパはパリ・モーターショー2018で新型「トヨタRAV4」が欧州デビューを果たしたことを発表した。
RAV4は、1994年の初代誕生以来、4世代で世界累計810万台以上を販売してきたトヨタのグローバルモデルの1台。2017年の販売台数は世界で81万953台を数え、世界で最も売れているSUVの称号を手にしている。
新型RAV4は、2018年のニューヨーク・ショーでワールドプレミアされた5代目。トヨタの新世代「GL-K」プラットフォームをベースに、全長4600×全幅1855×全高1650mm、ホイールベース2690mmというディメンションのボディを持つ。新開発の2.5リッター「ダイナミックフォース」ガソリンエンジンや、2.5リッターハイブリッドが搭載され、新開発の「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を採用する。
欧州市場での新型RAV4は、とくにハイブリッド仕様に期待されている。トヨタの発表によれば、西ヨーロッパのユーザーの大多数は現在ハイブリッドを選択しており、2018年は比率が85%にのぼるとみられている。
新型RAV4に搭載するハイブリッドパワートレインは222psを発揮する2.5リッターエンジンを組み合わせ、8.1秒の0-100km/h加速を実現すると同時に、22.2km/Lのハイブリッド燃費をマークする。
欧州市場でのガソリンエンジン車は2.5リッター仕様のほか、2.0リッター版もラインナップされ、2.0リッター車はMTとの組み合わせも選択できるという。
ちなみに、日本におけるRAV4は3代目まで販売されたが終了。2019年の春には、この新型で日本市場復活を果たすことがすでに予告されている。
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