ショートホイールベースの90で2280万円から
1月17日、ジャガー・ランドローバーはランドローバーの70周年を記念して「ディフェンダー ワークスV8」を150台限定で発売すると発表した。
ランドローバー・ディフェンダーは、1948年に誕生したランドローバー・シリーズ(90/110/127)の血統を受け継ぐ本格クロスカントリー4WD車。1990年の改良時にディフェンダーの名称となり、2015年に生産を終了。日本市場では1997年から2005年まで発売された経緯を持つ。
今回発表されたワークスV8は、405ps/515Nmを発揮する5リッターV8自然吸気エンジンとスポーツモード付き8速ATを搭載するハイパフォーマンスモデル。世界のエンスージャストやコレクターの間で今も高い人気を誇る1979年式の「シリーズⅢステージ1 V8」や、50周年を迎えたときに発表された「ディフェンダー50thアニバーサリーエディション」などに搭載されたハイパワー・エンジンモデルへのオマージュでもある。
エクステリアは、2種類のサテンフィニッシュを含む8色から選択が可能で、サントリーニブラックのルーフ、ホイールアーチ、フロントグリルがコントラストとして映えるバリエーション。アルミニウム製のドアハンドル、燃料タンクのフィラーキャップ、ボンネットの「DEFENDER」レタリングには機械加工が施されている。さらにBi-LEDヘッドライトを採用するなど、ライティング全般も改良が施されている。
インテリアは、ダッシュボード、ドアパネル、ハンドル、レカロ製スポーツシートにウィンザーレザーを使い、ランドローバー・クラシック独自のクラシック・インフォテインメントシステムが搭載された。
ホイールベースはショートの90とロングの110から選択が可能。
販売価格は90の15万ポンド(約2280万円)から。ちなみに90の0-60マイル(約97km/h)加速は5.6秒で、最高速は106マイル(約171km/h)に届くという。
なお、この限定モデルは英国市場で展開されるほか、中東や北アフリカと欧州で個人輸入が可能となっているが、日本市場への輸入販売の予定はないとのこと。
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