1970年に発売されて以降、時代と共に進化し若者の心を鷲づかみにした「セリカ」がなんと「86」をベースに復活するかもしれない。
「セリカ」といえば、1970年に発売された初代の「ダルマ」を筆頭に「LB」、「XX」、「グループBでの活躍」、「私をスキーに連れてって」、「GT-Four」と、1990年台はじめ頃までに青春を過ごした方ならば、その時代、時代で登場した「セリカ」に心を躍らせていたことだろう。当然、3ナンバー化した1993年発売の「セリカ」もWRCでの活躍や、ダウンサイジングされた最終型もその時代の若者の心を捉えて離さなかったわけだが、そんな「セリカ」が復活するというのは本当なのか。
実際のところ、「セリカ」というネーミングが用いられるかは断定できないのが正直なところとはいえ、「スープラ」「シルビア」といった、かつての名車のネーミング復活が話題となる中、希望を込めて「セリカ」が再び我々の眼前に登場することを期待したい。
プラットフォームは「86」からの流用でFRスポーツとなり、フロントエンドにはWRCでの活躍で世界的にも大人気だったT200型を彷彿とさせる丸目4灯のヘッドライト。ボンネットにはエアーバルジ、スポーティなバンパー、リアには固定式のスポイラーが配置され、よりグラマラスでスポーティな印象をもたらしている。スピード感溢れるキャラクターラインも特徴的だ。
パワートレーンには「86」搭載の2リッター水平対向直列4気筒エンジンをブラッシュアップさせ、最高出力は250PS程度と予想されている。
ワールドプレミアは「スープラ」発表から1年後の2019年と見られており、その登場が待ち遠しい。
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