サーキット走行を意識した座学と実技でステップアップ! 「BBS JAPAN TANZO CLUB ドライビングレッスン」

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TANZO CLUBのメンバーを対象としたドライビングレッスンが、再び実施された。2回目となった今回は、前回に続いてドライビングの楽しさを提案しつつ、中級編としてさらなるステップアップを目指した。

BBS JAPAN TANZOCLUBは、BBS鍛造ホイールを購入したユーザーを対象としたメンバーズクラブ。オリジナルグッズのプレゼントといったさまざまな入会特典があり、ドライビングレッスンもそのひとつだ。

現役レーシングドライバーが指導員。昨年の初級編に続き、柳田真孝選手と藤波清斗選手がインストラクターを務め、参加者が多かったこともあり、今回は同じく現役レーシングドライバーの岩澤憂吾選手と岡本大地選手も実技でクラブメンバーを指導した。

昨年の10月に初めて開催されたTANZO CLUBドライビングレッスンは、現役レーシングドライバーがインストラクターを務め、クラブメンバーのステップアップをサポートするカリキュラムが組まれている。中級編となった今回も、参加者たちが座学と実技でドライビングの楽しさを学んだ。

【写真14枚】ドライビングの楽しさを提案しつつ、さらなるステップアップを目指す! 

2022年の初級編では、実技で定常円旋回、ブレーキング、コーナリングを行ない、座学ではクルマの基本的な動きからシートポジションや目線の重要性などがインストラクターから伝えられた。中級編となった今回は一歩進んだ内容で実施され、サーキット走行を視野に入れたカリキュラムとなった。

普段の運転時にも役立つコーナリングを学ぶ。座学にて、目線を遠くに向け、先を見ながら走ると脳に指令が行き、クルマがそちらに走っていく(クルマを目で先に動かす)ことがレクチャーされ、参加者たちはそれを心がけながら走行。公道でも役立つドラテクだ。

まず最初の実技として行なわれたのは、ブレーキングとレーンチェンジで、このプログラムではシケインの飛び込みといったフルブレーキング時にクルマの挙動を安定させながら強いブレーキをかけ、確実に愛車を止められるようにすることを学んだ。

ちなみに、50台以上という予想を上回る多数の申し込みがあったため、今回は参加者を2班4グループに分け、2会場で同時進行となった。実技と同時刻に実施された別グループの座学では、BBSジャパン設計部のスタッフが登壇し、鋳造ホイールと鍛造ホイールの違いなどがクラブメンバーに語られた。

現役レーシングドライバーからは、強度が高いBBS鍛造ホイールのレースにおけるアドバンテージポイントや、実技においてブレーキをかけ始めるポイント、ハンドルを切り、アクセルを踏むタイミングなどが伝えられた。

雨で滑りやすい路面にて的確に愛車を減速! ドライビングレッスンの当日は、時折、強い雨が降る生憎の天候。ブレーキングとレーンチェンジのとき、一番路面のコンディションが悪かった。スリッパリーだったが、腕利きの参加者は見事なコントロールを披露していた。

続いて行なわれたコーナリングの実技では、それまでの座学で学んだことを心がけながら、ひとつのコーナーの大きさを把握し、公道では出せないスピードにて走行ラインのイメージを描けるようにしながら走った。

ヘルメット不要、追い越し禁止の先導走行ではあったが、公道よりも速いスピードで走行するシーンもあり、ドライビングレッスンで会得したドラテクを活用できた。

その後に行なわれたタイムアタックでは、座学と実技で学んだ、ブレーキング、レーンチェンジ、コーナリングの要素を盛り込んだ複合コースを設定。パイロンタッチせずにメリハリのある運転で走行し、1台ずつタイムを計測した。

最後のプログラムは富士スピードウェイのレーシングコースでの先導走行で、ヘルメットが不要ではあったが、朝からのレッスンの成果を体感することができた。中級編で学んだことも、公道での安全運転につながるはずだ。

問い合わせ先=BBSジャパン 03-6402-4090 https://bbs-japan.co.jp/ 

リポート=高桑秀典  フォト=宮越孝政 高桑秀典

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2023/10/06 12:00

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